前回の記事、


の、続きです。







こんなに元気なのに…


どうしてこんなに可愛い子が…


ムックンは何も悪くないのに…


死んじゃ嫌だよ、いなくなっちゃ嫌だよ、


ごめんね。ごめんね。。。



…そんな思いで毎日いっぱいでした。





それでも、何とか食らいついていくしかなくて、


病院へ毎日皮下点滴に通っていました。



「腎臓病にはこのペットフードがいいから」と獣医さんに勧められて、


言われるがままにそのペットフードを購入して与えたりもしました。





でもある日、

担当の獣医さんからそろそろ手術の日を決める様に言われて、


私はそれっきり、


何も言わずにそこの病院から逃げる様に姿を消しました。



分からないけど、

「それだけは絶対にムックンにしてはいけない」

という声が、


胸の奥でこだましていたのです。


先生にちゃんと向き合ってもらえていないとも感じていました。


自分の身体が、


物凄く警告を鳴らして拒否反応を示していたのです。






だからといって、


まだその時の私にはどうしていいか分からなかった。


ただ分かっていた事とすれば、


私が病気にしてしまったという事だけ。


何も考えずに目についたペットフードを買って食事を与えてきたし、


喜ぶのが嬉しいからって市販のペットのおやつも平気で与えてきた。


お留守番させる時は申し訳ないという自分の罪悪感からおやつを置いてきたし、


本当に何もよく考えずに選択行動してきた。


皆んなそうしてる。それが当たり前。


そう思ってやってきたのだから、



…バチが当たった。


そう思った。







私はそこからとにかく、


手作り食を独学で調べて勉強したり、


いい獣医さんや動物病院は知らないかと知り合いなどに当たりました。



そこで知人からある獣医さんの情報を聞いて、


その方の開催するペットの常識セミナーを申し込みました。


とにかく行ってみようと。。。








数週間後、


セミナーへ行った私は驚きました。


私がこれまで当たり前の様に信じ込んでいたペットの常識を、


あまりにもいとも簡単に覆されたのです。


同じ獣医さんなのに、


全然前の先生と考えや価値観が違っていました。




私は帰宅して直ぐに、


その先生の診療を申し込みました。


そこに希望の光を見出せた様な気がしたのです。




しかしながらその予約は、


一か月以上も先でした。





そしてセミナーから間もなくして、


ムックンの身体は、


遂に火を噴いたのです。







ムックンは、


セミナーの数日後、


たくさんの嘔吐をしました。




前の動物病院へは連れて行けない、

どうしよう!


そう思って、


近くの自然治療をやっている動物病院に連絡したら、


「そんな緊急事態に何やってるのよ!うちは自然療法だから時間がかかるのよ!?」

と怒られて、


ウチから近くの動物病院を紹介されました。


「そこの動物病院はとってもいいから!〜先生という人がいるんだけど、本当に素敵な獣医さんだから!本も出しててとっても人気なのよ↑」


…そう女性獣医師に言われました。


今思えば、


本出してるから?

人気だから?

自然療法=時間がかかるもの?…はい?


って感じだけど、


その時は緊急を要したので、


私は直ぐにその勧められた動物病院へ連絡して行きました。





そしてその日、


ムックンは即入院となりました。



「薬と点滴で様子を見ていくしかない。」


そう言われ、


私はただただムックンを抱きしめ、


ごめんねと謝って、


病院を後にしました。




その日から毎日面会に通って様子を見ていましたが、

ムックンの状態は日に日に悪くなっていくばかりでした。


毎日の検査の数値も悪くなるばかりで、


そんなにあまり日も経たないうちに、


とうとう獣医さんにこう言われました。



もう血小板もなくなってきている。

このまま数値が回復しない限り…

最後の手としては、
輸血をしてもたせるしかない。

この子の為にも、

もうお家に連れて帰った方がいいと思います。





私は先生の表情から察して言いました。


あと、どのくらいなんですか?





先生は言いました。


一か月も持たないと思います。。。





一か月も持たないという言い方だったけど、


私には数日と言っているのだと見て取れました。



だって、血小板の数値だって、

限りなくゼロに近くなってる。。。






私は、涙をこらえられませんでした。


ムックンの前だったけど涙を溢しながら、


「わかりました」とだけ精一杯言葉にして、


病院を後にしました。






ムックンは自分がそんな状態なのにも関わらず、


私の事を気にする様な心配そうな面持ちで私を見ていました。




今思えばあの時ムックンが私に伝えていたのは、


分かったよ、ママ。

僕は大丈夫だよ。

どうか元気だしてね。。。


…でした。










家までの道のりが、


とても長く、遠く感じました。


私はムックンを抱き抱えたまま堪えられない涙を流しながら、


その帰り道を歩きました。





帰宅して、大声を出して泣きました。


ムックンにごめんねを繰り返しながら、


涙が枯れ果てるまで泣きました。


私は人生という海の底の暗闇で、


これまで感じた事がないくらいの生きる辛さを感じていました。


まるで自分がこの世界にたった一人取り残された様な孤独感に苛まれていました。


私はその海の底に、


限界まで沈んでいったのです。

















暫くして、


私の中から、


何か得体の知れない光のエネルギーが沸き起こりました。





それまでの人生で経験した事のない、


それはとてもとてもパワフルなエネルギーで、


あっという間に私を呑み込んでいきました。





そして私の中で、


一つの闘士が芽生えたのです。




私は絶対にムックンを助ける!

誰が何と言おうと絶対に助ける!

このまま死なせるなんて絶対にさせない!

神様が敵になったって私は助ける!

私の人生は神様でも宇宙でもなく私が決めるんだ!


そう思いました。


私の中の獅子が立ち上がったのです。



もうその時既に、


私の中からは不安も悲しみも恐怖も消え去っていました。


信じるという事でもない。


確信という、決意しかなかったのです。







そこから、


私の奇跡の逆転劇は始まりました。






更に続きます…











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