【最終予想】マイルCS 2024
YASUの小心馬券
【展望】
下半期ベストマイラー決定戦となるレース、レベル高そうな三歳馬の参戦こそないが、英国から欧州最強マイラー、チャリンの参戦もあり、日本のトップマイラーも揃って見応えあるレースが期待できそうだ。
予想の肝としたのは、阪神改修により京都ロングラン開催の影響で三週連続のBコース使用となる馬場バイアス、絶対能力というファクターに揺るぎはないが、開幕週の大雨により既に馬場は悪化しており、瞬発力よりパワー重視、追い込みよりも先行型という馬場バイアスへの適応も重視した予想で挑みたい。
【危険視して妙味】
危:チャリン 牡4 58 ムーア
今期だけでGⅠ3勝、レーティングでは安田記念を勝利したロマンチックウォリアーと同じ122と正に欧州最強マイラー、ジャックルマロウ賞で1分33秒台の時計もありスピード競馬にも対応できそうな雰囲気あるが、私が懸念しているのは欧州競馬における前半の緩いペース、日本の競馬とは別物と考えています、オッズ妙味あるならまだしも、想定④人気では危険視して妙味としたい。
【最終予想】
◎ソウルラッシュ 牡6 58 団野
今期はあまり得意とは言えなかった東京コースでも好走と6歳馬ながら一段ギアがアップしたような充実ぶり、位置取りも以前よりも良くなっており安定度も高まっている、元来がパワー型と言えるので、今の荒れ馬場も他馬が苦にするならプラス、年齢的にもここがGⅠ制覇の最後のチャンス、調教もメイチを感じさせる動きで本命に推したい。
〇ナミュール 牝5 56 Cデムーロ
不器用なタイプで、常に後方から大外を差す競馬だけに、この枠順はレースが難しそう、名手Cデムーロ騎乗で前半から位置を取りに行く競馬になりそうで、彼女の爆発的な末脚が発揮できるのかという懸念もあるが、昨年の勝馬で安田記念②着馬、日本のトップマイラーであることは疑う余地はなく、対抗以下には落とせない。
▲プレイディヴェーグ 牝4 56 ルメール
展開に恵まれた感は否めないが、約一年ぶりの競馬で32.8の末脚を使って差し切った前走をみると能力の高さを再認識、スタートに難あり1800Mでも後方の位置取りで、マイルへの距離短縮は懸念材料の分、評価を割り引いた格好も、纏めて負かすなら本馬かもしれない。
△ジュンブロッサム 牡5 58 戸崎
このメンバーに入ると実績では見劣り荒れてきた馬場も微妙だが、良馬場のマイルでは底を見せていない魅力はある、直線長い京都外回りコースもプラス、前哨戦ではあるがソウルラッシュを差し切った富士Sから連対候補の一角には推しておきたい。
△セリフォス 牡5 58 川田
近走の戦績をみるとトップを争う資格から一歩後退してきた感を受けるが、馬場や展開が向かなかったものがあり、能力は未だ上位と私は思っています、前走で折り合いに課題がでてきている面がみられた事で重い印はうてなかったが、連下以下には落とせない。
×エルトンバローズ 牡4 58 西村淳
戦績を見ると1800ベストと思いそうだが、昨年が三歳で④着と
マイル性能の高さをみれた、雨馬場は良くないが、荒れた馬場はパワー型の本馬にとってはプラス、展望で記した荒れ馬場得意の先行馬に嵌る一頭で波乱を起こすなら本馬。