3時10分 決断の時   3:10 TO YUMA  2007年 122分 | yasutsukuのブログ

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3時10分 決断の時  監督 ジェームズ マンゴールド 原作 エルモア レナード 出演 ラッセル クロウ クリスチャン ベール ピーター フォンダ  2007年 122分

 

西部開拓時代 南北戦争後の時代 土地は有れども金は無し 運転資金欲しさに お尋ね者を3時10分のユマ行きに乗せたら賞金が貰える それに名乗りを上げたのが クリスチャン ベール、その金が有れば 何とか上手く生活が安定する、しかし ボスを助け出す為に 手下がやってくる中 一家の主である親父 子供にもバカにされて 何とかこのチャンスに株を上げたい、素人がいくら頑張っても 修羅場を潜り抜けてきたギャングに太刀打ちできない中 ギャングのボスが自ら 手下を殺し 列車に乗ると言う結末。

生活のめどもたたないのに 結婚している、そんな状態の中 子供が出来ても 不幸になるのは当たり前、ギャングのボス ラッセル クロウも 列車の切符を買ってくると言って 帰って来なかった、そして今は ギャングのボスをやってる、まあ この時代 大方は貧しかった だから一旗揚げるために アメリカにやって来た 一人で 友達と 一家で 各自 決死の覚悟で、それぞれの事情はどうあれ 変わり者が大半だったと思います、しかし 今の様にニートなんかいなかった訳で 生きる為に働いてた、しかし その夢も潰えた時 悪に走る、銃社会に成るのは当然な訳で 自分の事は自分で守る、この頃の 生き甲斐って何だったのか 毎日 食事が出来る事だけか 子供の成長を見る事か 家畜を増やすことか 毎日 朝から晩まで働いていたのが 便利な物が発明され 時間が出来てくると 肉体労働から頭脳が必要に 必要とされていたものが 違う物に変わる それぞれの決断が違ってくる 野心家は リーダーになろうとする 人が増えると ルールが必要になってくる、朝から晩まで働いてたのが 便利に成ると ルールが出来てしまうのか、ルールに縛られた生活をする。当然 反発する者が出てくるだろうし それが本当に正当性が有るのかも疑問視するだろうし 生き甲斐って なんだろうって考えてしまう。

 

この映画は 何を言いたかったのか 性善説 面子 勇気 責任感 金 善人 悪人 生 死、考え過ぎずに見るのが良かったのか、難しい言葉や 言い回しで 煙に巻く世の中より 汗水流して働くと 自然と世の中が見えてくるものなのか まあ 楽をして術を解くのが一番かも しかし 本物でないと メッキは剥がれるし 剥がされる、やはり正しい教えは 必要なんでしょう。

考え過ぎて 深読みしてしまう、、、、