こんばんは
群青の記憶です
今回は、前回の探訪録の続き、
鈴木東錦一筋の愛好家の飼育場に
お邪魔したときの模様を記します
では早速、2歳たちから
みてみましょう
浅葱はスカイブルー
がっしりとした豪快な体格で
尾芯の角度良く
3歳以降も尾が垂れない感じです
成長が楽しみです
続いて当歳たち
こちらは別の飼育場で
丁寧に育てられていました
かつて鈴木養魚場でみた光景のよう
鮮やかで圧巻の光景でした
給餌中の写真がありますが
赤虫は使用せずに育てられていました
飼育のこだわりについて
感じたことは
まず、飼育場所が計算されつくされていることでした
太陽光の当たる時間
影になる時間をチェックし
季節ごとの最適解を考えていらっしゃいました
それから水について
水の知識にたいへん長けた方で
もちろん地域の硬度にも詳しい
基本、青水にしないように管理しているとのことでした
排水システムもバッチリ
餌は、目的に合わせていろいろ試してこられています
その他、飼育容器の選考基準も厳しく
一定の基準をクリアするものを選好されていました
ところで、これだけこだわって選別していたら
たくさんハネが出るのでは?
と質問したところ
ニコニコしながら
次の池に案内されました
「うちの魚たちで一番贅沢な環境にハネ魚がいて
元気に泳いでいますよ♪」
鈴木さん、体表3割以上赤でハネだといってました
そこには、フナ尾の東錦のどでかい個体やら
ブラックドラゴン
そして
レッドドラゴンといいたくなる
立派に成長した赤い東たちが群泳していたのです
言葉を失いました
私のところでは、ハネてしまって、
みることのなかった成長した赤い子達が
悠然と泳いでいるのです
申し訳ない気持ちと感動の気持ちが入り混ざり
じわりと涙が出てしまいました
命あるものへの配慮
最後までこだわり抜いて計算された飼育のプロセスに
脱帽です
今回の探訪も、たいへん勉強になりました
ありがとうございました
私も、もっと考えて飼育したいなあと反省です
それにしても
赤いアズマかっこよかった
赤いイナズマ?