新聞の週刊現代の広告で「国民的大問題 高齢出産のリスクを考える~大丈夫ですか?先天異常、ダウン症の可能性はこれだけ高まる」という記事が目に止まったので買って読んでみた。

 

 詳しい内容を書くと著作権法違反になりかねませんので、各自、買って読んでもらうとして、読んでてちょっと思ったことを書いておこうと思います。

 

 

 私の嫁も高齢出産の方に入ります。記事によると高齢出産とは35歳以上での出産を指すそうですが、私の嫁は35歳で妊娠して36歳で第1子を産んでいます。

 

 

 45歳の超高齢出産だったジャガー横田さんが子宮口がなかなか開かず、臨月から出産まで36時間かかったと記事に書いていますが、私の嫁も32時間かかりました。難産だったわけです。

 

 

 その頃の私は高齢出産という言葉だけ知っていただけで、高齢出産が難産となるケースが多いことも、40歳以上で半分以上が流産することも、ダウン症児が産まれる確率が20歳で1667分の1であるのに対し、35歳で378分の1、40歳で100分の1であることも何も知りませんでした。

 

 

婚活していた頃にその知識があったらどうなっていただろうか?

 

 

 恐らく、もう選ぶ権利もないほどに堕ちてしまったと自分のことを自覚していた私のことですから、「そんなもん考えている場合じゃない」と思って嫁を選んだでしょうが、人によっては変に拘り過ぎて20代ばかり追っかけて婚活難航みたいなことがあるかもしれません。

 

 

 あと、思うに相談所の仲人士さんのブログなんかで「40歳の女性がめでたく成婚しました」みたいなことを書いているのを見て、「この人は高齢出産の知識あるんかなあ」とか「仲人士さんはその辺りを教えたりするかんなあ」とか思ったりします。

 

 

 そういえば、私、39歳の女性を奨められたことありますわ。今考えてみたらムチャしよんなあって感じ。

 

 

 多分ねえ、その頃の知識って「生理があれば出産できる」だったんだと思います。現代の記事の中にも野田聖子がそう思っていたと書いてありました。

 

 

 しかし、知って何になる?教えて何になる?とも思ったりします。

 

 

 野田聖子のような極端な例は教えてやるべきと思いますが・・・、

 

 

 高齢出産に関する知識がもっと広まったとして、男性がダウン症児が産まれることを必要以上に恐れるあまりに、30代後半以上の女性を結婚相手として選ばなくなり、子供を産む30代後半以上の女性が全くいなくなる世界を想像してみます。

 

 

これは、少子化がもっとすすんでしまうで。

 

 

正しい知識を持つことが果たしてエエことか?知らん方がエエんちゃう?(野田聖子除く)

 

 

という見方もあるんちゃうかと思ったりするんですが、ちょっと書いてて気づきましたが、出産を男性の収入に置き換えたら、おもしろいかも。

 

 

 収入に関する知識は既に広まっていて、女性が低収入で生活苦になることを必要以上に恐れるあまりに、低収入の男性を結婚相手として選ばなくなり、結婚している低収入の男性が全くいなくなる世界を想像してみます。いや既にそうなっとる。

 

 

ってことになります。

 

 

 あらら、女の方が有利やん(でもないか)。30代後半以上の婚活オババは、男が出産に関する知識がないアホだから助かってるんです。

 

 

 男の収入に拘るキモい婚活アホ女が蔓延っている中、それに加えて出産知識満載のキモ男が増えたらもっとキモチ悪くなりますわ。

 

 

 計画的にとか、知識を持ってとか、大人みたいなことを言う人がいますが、知らない強さみたいなことがあって、兎に角、結婚が目標、結婚後のことはわからない、後のことは結婚してから考えるみたいなので、それもまたエエんちゃうかと思います。