1️⃣上海経由バンコクへ
2️⃣運転手付きの車をチャーターし、「ダムヌァン・サドアック水上マーケット」~「サンプラーン・エレファント・グランド」~夜は「ファミリームーガタ」
3️⃣水上バスで「黄金の丘寺院」~エアアジアでプーケットへ~パトンビーチで初フィッシュマッサー体験
4️⃣コーラル島~ホテルのプール~夜はジャンセイロンへ
5️⃣プール~ジープをレンタルし「ビッグブッダ」~「シャロン寺院」~夜はBig-Cへ
6️⃣現地ツアーでパンガー湾観光(スワンナ・クハ寺院~ジェームズ・ボンド島~フィッシング・ビレッジ)~夜はタイスキのMKへ
7️⃣プール~エアアジアでバンコクへ
8️⃣「サイアム・パーク遊園地」~Big-C~パッポン
9️⃣上海経由帰国
第5日
朝食をNファミリーと8時に約束していたのだが、早くに目が覚めた我が家は、バイクの3人乗りでドライブに出た。
まずはガソリンを入れた。レンタルバイクのガソリンはスタンドに行かずとも、雑貨屋などの店先に並んでいるビン詰めのガソリンを買う。ビン2本分入れてもらった。
しかし走りはじめて10分ほどで、急などしゃ降りに見舞われ、道はみるみる冠水状態に。
そこで雨宿りをしようと飛び込んだのは、なんと“象舎”。
たまたま道沿いにあった建物内で象が餌をもらっていたので、雨宿りがてらその店?に入り、僕らもエサをやるのを手伝わせてもらった。ラッキー!!
そのうち雨が小降りになったので、8時に間に合うよう象舎を出た。
その途中、路上でレンタルジープを発見。今日は車をレンタルするつもりだったので、アーミー系好きな息子の希望もあって、後でここに来ようということになった。
オープンレストランで朝食ビュッフェをしっかり食べ、9:30 昨日とはまた違うウォーターガーデン横の深さ2.65mの「ブッサラーコム・プール」へ。ジャグジーもあり、そこから飛び込んだり、水中ビデオで撮影したりと、1時間20分みっちり遊び、さらに昨日のメインプール「ノパカオ・プール」へ移動。
今日は、プールにかかった丸太の一本橋での落としっこ遊びにはまり、僕らのグループでキャーキャー騒ぎながら独り占めしてると、そのうち外国人の子供たちもいつのまにか入ってきて、国際的?な勝負が始まった。うちの奥さんなどは、子供だろうが外国人だろうが容赦をしない“攻撃”をしかけ、悦に入っていた。
2時間以上、くたくたになるまで遊んだ。
12:00 昼食も取らず、遊び続ける。いつものことだ。
今度は僕らの部屋の前に建っている「KidsClub」へ。
キノコ型の大きな建物で、中は4室ほどあり、その中の一室はパソコンゲームとなっており、子供たちはここでもまた2時間弱遊ぶことができた。
この間、Nパパ一人に子守を任せ、ママ二人は、昨夜パパたちが行ったOtopでのショッピングやフットマッサーを楽しみ、僕はバイク2台を返したあと、先ほどのジープをレンタルしてきた。
オープンカーっぽいジープは僕も憧れるし乗ってみたかったのだが、ただ、借りるときに不安だったのは、そのジープは半端ないボロさで、借りるところは正式な店舗ではなく、路上にテーブルと椅子とパラソルを置いただけの“店”だったこと。
でも、かなり安くしてくれたため、パスポートを預けジープを借りることにした(パスポートを預けるのは昨日のバイク屋も同じ)。
14:05 ジープにみんなを乗せ、島内観光へ出発。
今日は、ビッグブッダとシャロン寺院へ行き、大好きなBigCでショッピングだ。
ところが、出発してから気がついた。このジープ、かなり“いっちゃって”いる。古いだけでなくいろいろなところがおかしいのだ。
①まずハンドルがたよりないほどグラグラ。
②ブレーキが甘く、しっかり踏んでなんとか停まる状態。
③マニュアル車なのでクラッチがあるのだが、クラッチ遊びが異常にありすぎ。
④おまけにチェンジレバーが異常に固い。レバーが折れそうな勢いで入れないとダメ。特にローギヤが入りにくい。
⑤メーター類がすべて作動しない。なのでどれだけのスピードで走ってるのかわからないし、ガソリン残量も不明。
まるで調子の悪いゴーカートに乗っているようだ。
14:25 これではさすがに怖いので、普通の乗用車にかえてもらおうと、レンタルしたところへ戻り交渉することにした。
しかし、朝いた気のいいおっちゃん以外に数人いて、その中の強面のおっさんが、
「ダメダメ。交換はしない。返金もしない。換えたいなら新しいのをもう一度金を出して借りていけ。」と門前払い。
しかたないので、このまま走り続けることにした。
でも、怖がっているのは実は大人だけで、息子は風を直で感じるジープに喜んでいたし、乗車の際、後部座席の窓から飛び込んで乗るなど、ジープを満喫していた。
気を取り直して走り始めたが、いろいろなところが壊れそうな雰囲気が、グラグラのハンドルから伝わってくる僕は、今まで感じたことがないほど緊張して、視野が極端にせまくなるのを感じる。
とりあえず、ガソリン量が不明なので、スタンドで多めに給油をした。
ハンドルさばきがたいへんなのに、最初の目的地は山の上。
15:20 山道を登ってたどり着いたのは「ビッグ・ブッダ」。
※ビッグブッダは、白い大理石で造られ、奈良の大仏の実に3倍の高さを誇る。2004年12月末のスマトラ沖地震による津波でプーケットが大被害を受けたことから、寄付により建造が始まったが、なかなか完成せず、この旅行の2013年にはまだ工事中。このブログを書いている現在も、きっとまだどこかしら造っているのだろうな。マイペンライなタイらしい。ブッダの向きは、津波の来た方向に正対して見張っている? 中は空洞になっており入ることができたが、このときはまだ何もなかった。
※↓この5年後の旅行でここを再訪したときのブログ。このときは中にいろいろな展示物がありました。
そうそう、昼食がまだだったので、帰り際に境内でカップヌードルを食べた。(※僕自身、車の運転で食欲がまったくないのと、ジープの件で観光時間がなくなりそうなためレストランへ行く余裕がなくなってしまった。)
16:40 出発。山を降り、今度は有名な「シャロン寺院」へ。
17:00 シャロン寺院は、どこが本堂かわからないほどいろいろな建物があり、そのどれもが彩り鮮やかで写真映えした。
17:55 最終目的地;ビッグCに到着。まずはフードコートで腹ごしらえ。
その後、ゆっくりおもちゃやお土産を選んだ。
20:20 ビッグCを出発。そして帰り道でアクシデント!
やっと慣れてきたと思ったジープが、山道に入り坂がきつくなってきたのでローギヤにしようと思ったら、なんと入らないのだ。そうこうしてるうちに坂の途中でジープが止まってしまった。
ローギヤが入らない上、バックギヤも入らなくなった。おまけにチェンジレバーをガチャガチャやってたら、手で握る部分のギヤヘッドがスポッと抜けた!
さらにフットブレーキが甘いので、サイドブレーキを外すと車が下がってしまう。
上り坂の途中で、にっちもさっちもいかなくなってしまった。
が、幸いなことに、N氏はでかい身体の持ち主!
N氏に押してもらいながらスピードがついたところでギヤをセカンドに入れ、低速で走りながらN氏に飛び乗ってもらうことで、“魔の坂道”をなんとかクリアすることができた。乗り込んできたN氏は死にそうな顔をしていた・・・。ありがとうございました!
21:00 やっとホテルに辿り着いたときの疲労と安堵の状態がこちら↓
ジープは明朝返却予定。しかし、このジープ騒動、実はまだまだ続くのだ。
僕とN氏は22時過ぎからまた夜の街へ。もちろん歩いて。
この日のタイマッサーは、なぜか身体のいろいろな部位が凝っていて、最高に痛かった・・・。
明日は、待ちに待ったパンガー湾観光へ。<つづく>