1️⃣上海経由バンコクへ
2️⃣運転手付きの車をチャーターし、「ダムヌァン・サドアック水上マーケット」~「サンプラーン・エレファント・グランド」~夜は「ファミリームーガタ」
3️⃣水上バスで「黄金の丘寺院」~エアアジアでプーケットへ~パトンビーチで初フィッシュマッサー体験
4️⃣コーラル島~ホテルのプール~夜はジャンセイロンへ
5️⃣プール~ジープをレンタルし「ビッグブッダ」~「シャロン寺院」~夜はBig-Cへ
6️⃣現地ツアーでパンガー湾観光(スワンナ・クハ寺院~ジェームズ・ボンド島~フィッシング・ビレッジ)~夜はタイスキのMKへ
7️⃣プール~エアアジアでバンコクへ
8️⃣「サイアム・パーク遊園地」~Big-C~パッポン
9️⃣上海経由帰国
第3日
派遣時にはその存在すら知らなかった水上バス(運河ボート)。
スクムビット通りに並行して走っているニューペブリ通りに沿って流れる、汚いセンセーブ運河は、日本人学校への出勤時にいつも渡っていたのだが、そこにまさか水上バスが運行しているとは知らなかった。(※今は昔の汚さは感じません。)
知ったのは、帰国後5回目の渡タイ(帰国後11年目)のとき。
奥さんとまだ独身のN氏とともに運河沿いのホテルに泊まったのだが、プールで泳いでいると、裏の運河を通勤通学らしい客を乗せたボートが行き来していたので、僕らも乗ってみたのが最初。
すると、これが最高に便利なのだ。渋滞の多いバンコク市内を一気に王宮広場の手前まで行ってしまうのだから。
バンコク最後の今日は、この運河ボートを使って終点乗り場にある「黄金の丘寺院(Watサケット)」へ行く。
10:10 チェックアウトをし、フロントで荷物を預かってもらって、僕らはSoi3のナナヌア桟橋まで歩いた。
前日に買った竹製の帽子着用
着くとすぐに船が来た。
プラトゥナム桟橋で船を乗り換え(ここで東航路と西航路に分かれている)、民主記念塔の手前の終点;バーン・クルアヌア桟橋(現在は呼び名が変わってパンファ・リーラード桟橋というらしい)にはナナヌアから25分ほどで着いた。
桟橋から100m歩くと、Watサケットに到着。
ここは、奥さんと15年前にツアーで回ったことがある場所だったが、やはり自分の足で来ると、連れてきてもらったときより何倍も楽しく想い出に残る。
黄金の丘寺院の呼び名のように80mの“丘”の上に黄金の仏塔がそびえ立っている場所だ。
※この丘は人口的に作られたもので、仏塔には仏舎利が収められているそう。
外側にある318段の外周らせん階段(344段の説もあり)をみんなで楽しく登りながら最上階まで上がった。
最上階の仏像にお参りをし、さらに屋上に上がる。
空にそびえる仏塔とバンコク市内を一望できる景色は一見の価値あり。有名なエメラルド寺院(Watプラケオ&王宮)や暁の寺(Watアルン)も見えた。長屋のような古い平屋とビルの混在、そしてその合間に見え隠れするカラフルなワットがいかにもバンコクらしくて、美しさすら感じる。
しかし、13時前にはドンムアン空港に到着しなければならない僕らは、30分余りで切り上げ、タクシーでホテルに荷物を取りに戻ることにした。
タクシーをつかまえようと思い大通りへ。スクムビット通りの渋滞に恐れをなしてか3~4台に乗車拒否されながらも、やっと2台をつかまえた。
12:05 ホテル着。着いてすぐにフロントで大型タクシーを呼んでもらったのだがなかなか来ず、40分ほどヤキモキして待ってやっと来た。
13:30 空港着。プーケット便の出発まで1時間半を切ってしまっているので、急いで手続きを、と思ったら、今度はN家の荷物がまさかの重量オーバー。チェックインカウンター前でスーツケースを広げ、急いで中の服を着込んで荷物を減らし無事完了。
14:00 小トラブル続きだったが、やっと落ち着いたらお腹が減ってるのを思い出し、遅い昼食。
時間がないので売店でタイの弁当を買って食べたら、どれも微妙に辛くて、僕にはちょうどよい美味しさなのだが、子供たちは皆、汗を流しながらフウフウ言って食べていた。
14:55 プーケット便は予定通り出発。
途中、パンガー湾上空を通過したとき、その美しさに目を奪われ、誰かと共有したいと思ったのだが、子供たちはゲームに熱中し、N氏は爆睡をしていた。パンガー湾へは3日後に行く予定だ。
1時間半弱のフライトでプーケットに到着。
プーケット空港で手続きを終え、空港ターミナルから外へ出ると、バンコクの空とは違う澄み切った青空が、プーケットのリゾート感を増してくれた。
16:50 タクシー2台に分乗し、パトン最大の敷地面積を誇るビーチ南端のホテルへ。
※過去に2回プーケットに来たときは、カロンビーチに泊まったので、パトンビーチははじめて。パトンはビーチの中では一番の繁華街である。
18:00 ドゥアンジットリゾートHにチェックイン。
まずは、その広大な敷地に改めて感動。ロビーの横にはプールがありワクワクする。
フロントでチェックインをしてると、日本人スタッフが来て、日本人だからということで、特別にルームグレードをスーペリアからデラックスにアップしてくれた。
バンコクのホテルのような広さはもちろんないが、木立の中のゆったりした部屋で、目の前にはKIDSルームのある場所だった。
プールの時間はあと20分と言われたのだが、子供たちは部屋へ荷物をおくとすぐにプールへ。まずは皆でリゾート感を味わった。
19:30 パトンビーチ散策へ繰り出した。
ホテルを出て左へ進むとすぐにビーチだ。この時期は波が荒く、昼でも泳ぐ人は少ないが、夜の砂浜は全くの無人だった。
その代わり、ビーチロードは人で溢れていた。
どこかレストランにとも思ったが、屋台での買い食いも魅力なのがタイなので迷っていると、すぐにロティ屋台に出会った(タイ風クレープ)。N家の大好物である。もちろん我がファミリーも大好きなので、それぞれ好きな種類を頼んだ。
その場で作ってくれるのでけっこうな時間がかかったが、その間、僕ら一行8名がよだれを垂らしながら取り囲んでいるので、他の観光客も寄ってきて大繁盛となっていた。
バンコクのロティとは違い、どちらかというと日本のクレープに近かった。
20:45 歩いているとフット・マッサーの店があり、その店頭には“フッシュ・マッサー”の水槽が。
子供たちにやるか聞くと、息子が名乗りを上げた。
客があまりいなかったようで、息子が足をいれると、その角質を食べようと魚たちがわんさと押し寄せてきて、靴を履いているように見える。
最初怖がっていたN家の姉弟も、おもしろそうだということでチャレンジ。
これで、子供たちは今日一日の疲れをとることができた…?
21:30 H横のコンビニでカップヌードルとサンドイッチを買い込み、ホテルへ戻った。
このまま寝るには惜しいと思い、タイマッサー店の閉店時刻は過ぎてしまっていたが、23時に僕一人でパトンの散策へ。バンコクのパッポンのようなバングラ通りまで歩いたりしながら、一時間ほどプーケットの夜を感じた。
明日は、コーラル島で魚と戯れます。<つづく>