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 夏といえば、キャンプだ。

 今回は僕が家族と利用してきた33ヶ所(延べ57回/86泊)のキャンプ場を紹介。

 

 僕は子供の頃、カブスカウトとボーイスカウトに通算6年間所属していたのでキャンプ歴は長い。

 ※中3の時には、北海道千歳原で6日間行われた「ボーイスカウト日本ジャンボリー」にも参加した。最終日に雨が降り、帰りの夜行列車では雨と汗で臭い制服を着たまま通路に寝るという思い出がよみがえる。50年たった今でも、当時覚えたボーイスカウト“12の掟”を暗記して言える(現在は8つの掟に変わったようだが)

 

 奥さんだけともいろいろなとこへ出かけたが、子供ができてからはさらに多くの場所でキャンプをしてきた。

 奥さんと行ってた頃は、オートキャンプ場などまだなく、サイト料も1,000円ほどだったのが、じょじょにキャンプが流行りだし、サイト料は一気に4〜6倍と高くなった。

 子供と行くようになってからは、電源のあるオートキャンプ場も増え始め、電源ライトはもちろん、電気毛布や扇風機、なんと小型冷蔵庫も持ち込むなど快適さを求めるようになった(昔の僕が見たらこんなのキャンプじゃないと怒り出すだろうな)

 それと共に、テントも三角テントからどんどん大型に買換え、現在は4つ目で、テント内は三つの部屋に仕切られるドームタイプだ。

 タープテントは昔はブルーシートを支柱で立てて使ってたのが、現在はワンタッチで広がる3m四方の大型タープを二つ使用。二つとも周囲四面をサイドシートで囲めるタイプで、うち一つは蚊帳のようなメッシュ幕式だ。

↑このメッシュは昨年廃棄し現在はワンタッチ組立式

 

 では、今まで家族と利用したキャンプ場をメモ付きで紹介します。

 キャンプ場紹介本には載ってないローカルだけどナイスなサイトもあるので小さな子供連れファミリーは要チェック。個人的には川のあるキャンプ場が好きなので内容には偏りあり。(※お気に入りはマークしてあります。)

 

<岐阜県>

 ●付知峡北恵那C(4回/6泊)・・・川キャンプと言ったら付知峡というくらい川がいい。バンガローが主体。オートキャンプサイトは川の近くにいくつかあるが少々狭い。

 ※オートキャンプとは、自分のテントサイト内に車が駐められるようになっている形

 ●付知峡塔の岩オートC(4回/7泊)・・・オートキャンプ場って感じの広い平地に10m四方のサイトがたくさんあるところ。付知の中では比較的予約が取りやすい。目の前の川は小さな子供には少々荒々しい。夜は近くの「おんぽいの湯」が割引で利用できる。

 ●付知峡宮島C(1回/2泊)・・・バンガロー主体。車の入れない場所に狭いテントサイトが数か所だけありキャンプには不向き。でも、宮島の前の川は付知の中でも最高にすばらしい。深さも流れもそこそこあり、大人でも楽しめる。5mほどの深さの場所もあり飛び込みもできる。もちろん小さい子が楽しめる場所もある。

 付知峡アオミオートC(2回/4泊)・・・宮島のとなりに接している。こちらはバンガローやオートキャンプサイト(電源付)もあるが、川沿いには車の乗り入れができないテントサイト(電源無)があり、僕はそこを利用する。木立の中で聞こえる荒々しい水の流れがわくわくするお気に入りのサイト。

 板取川すぎのこCスイス村(2回/3泊)・・・付知の予約が取れなくて他を探していたら見つけた。水のきれいなことで有名な板取川が気持ちいい。崖の上の駐車場からキャンプサイトまでは、小さい吊り橋と細い道でつながっているため、荷物は駐車場から専用ゴンドラでサイトまで運んでくれる。バンガローもいくつかあるが、テントはフリーサイトで、好きな場所に張れる。入場時間は午後からというのが一般的だが、ここはいつ来てもいいよと言ってくれる。ただし、ここは外人さんが多く、音楽を流しながら夜遅くまで大声で騒いでいるグループが多い。

 ●飯地高原自然テント村(1回/2泊)・・・山の上にあり、川はない。今はずいぶん整備されているようだが、僕らが利用した時は何もない場所だった。無料の風呂があり家族で利用できた(今は有料だろうなあ)

 

<静岡>

 ●山中湖C(1回/1泊)・・・富士五湖の周りにはたくさんのキャンプ場があるが川キャンプではないので、僕にとっては魅力は少ない。

 ●西湖C(1回/1泊)・・・同上。富士五湖で遊ぶために利用した。

 富士ぐりんぱ(3回/6泊)・・・川はないがここはいい。穴場! はじめは富士サファリパークに遊びに来るついでに利用したが、遊園地「ぐりんぱ」と接しており朝から閉園まで遊べるし、富士山が目の前にどーんと見え涼しくて過ごしやすい。きれいで大きな無料の風呂もある。遊園地はウルトラマンとシルバニアファミリーと提携?していて楽しいコーナーがいっぱい。

(※下記の歌の中に出てくる「シルバニアファミリーのうさぎさん」はここのことです。)

 竜洋海洋公園オートC(1回/2泊)・・・海水浴も川遊びもできないが、隣の竜洋海洋公園で十分遊べる。敷地内に「しおさいの湯」がある。

 ●静波Cグランド(閉業)(1回/1泊)・・・静波海岸海水浴場が歩いて行ける場所にあるが空地をキャンプ場にしただけのような感じ。

 ●伊豆Cモビリティパーク(1回/1泊)・・・伊豆の山の中にあり、とてもきれいに整備されているが川はない。今は催し物がいろいろあるらしい。

 ●明野C(1回/1泊)・・・気田川沿いにトイレと水場があるだけのキャンプ場。自由サイトで台風の日に利用し、ある意味思い出深い。気田川の氾濫はなかった。

 ●気田川沿い(名もない場所)(1回/1泊)・・・まだキャンプ場があまりなかった時代、奥さんと二人で、気田川のほとりでオートキャンプをした。

 

<三重>

 青川峡キャンピングパーク(8回/13泊)・・・ここはたくさん利用させてもらった。とてもきれいに整備された気持ちのいいキャンプ場。予約はすぐにいっぱいになる。小さな子供にちょうど良い川がサイト内に流れ、カニや魚がいる。川辺サイトには人工池があり、ここで魚のつかみ取りのイベントがある。10m四方のオートキャンプサイトもいいが、そこが取れないときはフリーサイトもある。無料の風呂がうれしい。

 ●赤目四十八滝C(1回/2泊)・・・赤目四十八滝の手前1㎞にある。川が近くに流れているが入れない。

 松阪市森林公園(4回/7泊)・・・小さな子には楽しい川あり。何といっても安い。他の半分以下のサイト料金。無料のきれいな風呂もある。サイトは3m四方のデッキの上にテントを立てる方式。昔はバーベキューをサイトでやってはいけなくて専用施設へと言われていたけど、今はデッキの横で可能。現在はサイトがいくつかの場所にでき利用しやすくなっている。

 鈴鹿サーキットファミリーC(1回/1泊)・・・キャンプサイトはただの原っぱで面白味はないが、おすすめなのは、遊園地「鈴鹿サーキット」の敷地内にあり、遊園地で遊んだりプールに入ったり温泉に入ったりできるとこ。

 ●グリーンランドあさけ(1回/2泊)・・・朝明川のほとりにある。サイト内に木がなく木立の中という感じではなかった。夜に台風が来て、テントが飛ばされそうになるのを押さえながら一晩過ごした。翌日の川遊びも水が濁っていた。

 ●大淀西海岸ムーンビーチC(1回/2泊)・・・伊勢湾岸にある。海岸はあまりきれいではなく、サイトは駐車場のようなオートキャンプ式だが、専用のプールがありずいぶん楽しめた。

 ●OKオートC(1回/2泊)・・・木津川沿いにある。川があまりきれいではないので思い出が少ない。

 ●望仙荘C(整備して石水渓テント村に)(1回/1泊)・・・僕らが利用した頃はまだ整備されていなくて、一番奥へ降りて行ったところに自由にテントを張った。安楽川支流がすぐ隣を流れていたが、11月で寒くて入る気にはならなかった。管理人の方がそこまで延長コードを50mほど延ばしてくれ快適な夜を過ごした。

 

<奈良>

 ●下市町立森林公園やすらぎ村(1回/1泊)・・・丹生川沿いにある普通の公園の中にテントを張る形式で、僕らはブランコの横に張った(現在はサイトがしっかり区切られている)。施設料は安く風呂も利用できたが、川は水が少なく物足りなかった。

 ●三季館/みつえ青少年旅行村(1回/1泊)・・・三季館はキャンプサイトではなく、御杖村にある古い学校を改造して宿泊施設にしたところ。僕らはだだっ広い教室跡?の部屋に家族3人で泊まった。翌日訪れたみつえ青少年旅行村にはキャンプサイトがあった。そこには泊まらなかったが、斜面を利用した超長い滑り台があるなど魅力的な施設。

 

<福井>

 芝政オートC(3回/6泊)・・・「芝政ワールド」内にあるので、遊園地やプール、ゴルフなどを楽しんだ後、すぐにサイトに帰ってこられる。遊園地は22時までやってるので、好きな時間まで遊び尽くすことができる。サイトは木立の中ではなく夏は暑いが、海が見渡せ景色は爽快。

 ●たけくらべ広場(1回/1泊)・・・竹田川沿いにある。大きな芝生広場に自由にテントを張るフリーサイト式。川は水が少なく魅力的ではない。

 ●リズムの森(閉業)(1回/1泊)・・・恐竜博物館に行った帰りに一度利用したが、公営で安いが狭くて魅力はない。

 

<長野>

 ●駒ケ根高原家族旅行村(1回/1泊)・・・アクセスがいい。川はないが、広大な敷地の中を歩き回るだけでも楽しかったし、おもしろ自転車やゴーカートなどもある。敷地内に「こぶしの湯」あり。

 ●うるぎの森オートC星の森に改名)(1回/1泊)・・・山の上にあり暑かった。山の斜面を利用したフィールドアスレチックが楽しかったが、今はサイトを見ると載っていないのでなくなったようだ。

 

<愛知>

 ●小野浦(名もない場所)(1回/1泊)・・・昔、海沿いの空き地で勝手にキャンプ。

 ●愛知県民の森(2回/2泊)・・・昔はバンガローだけだったが、今はオートキャンプもある。宇連川支流の大津谷川が近くにあり、そこをさかのぼっていくハイキングコースが気持ち良い。

 ●旭高原元気村(1回/1泊)・・・デッキの上にテントを張る形は昔も今も同じ。今はオートキャンプもできるようになった。山の上なので川はないがハイキングコースは楽しい。

 ●きららの里(2回/2泊)・・・キャビンを1棟借りする形式で、テントサイトはない。友人3家族と一緒に利用した。小さい川はあるが周りにはほとんど何もない。

 

 以上、この30年間の記録から紹介しました。付知峡はもちろん、富士ぐりんぱや鈴鹿サーキット、芝政ワールドなどの遊園地こみのキャンプもお薦めです。

 子供と自然の中でたくさんの思い出をつくりたいですね。