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第2日;死海博物館/ネボ山/聖ジョージ教会

 今日はマダバの観光地をいくつかまわった後、ペトラまで移動しホテル泊だ。

 

 9:00 ホテルを出発し30分ほどで「死海パノラマ・コンプレックス」という複合施設に到着。高台にある施設で、死海のパノラマが望め、博物館とレストランがある…ということだったが、朝だからか係員も客も誰もいない閑散とした場所だった。

 博物館もがらんとして古い陳列品が所“広し”と飾ってあっただけ。午後になればレストランが営業して客が来るのかな? ただ、景色はよく、撮影スポットとしては最高だった。

 

 10:55 モーゼ終焉の地と言われるネボ山へ。

 海抜800mのネボ山頂からは、海抜-400mの死海(1200m差)、ヨルダン渓谷、エルサレムの丘を望むことができる。こちらは、観光客であふれており、景色も素晴らしいが、敷地中央にあるビザンチン帝国時代の教会の中には、壁や床に見事なモザイク画が敷き詰められている。偶像破壊者に攻め入られたときは、床に普通のタイルを敷き詰め隠し守ってきたとのこと(入場料は3JD)

 

 11:45 モザイクアートのハンドクラフト店へ寄って、目の前でモザイクを作るところを見せてもらった。手作業でたいへんなのは十分わかった。

 が、隣の土産店へ移動し、素晴らしい手工芸品を見ても、価格が・・・。タイやアジア諸国を旅慣れてる庶民の僕には、どうしても手の出ない(納得のいかない)価格設定だった。

 

 12:40 聖ジョージ教会の近くのレストランに到着。しかし席が空いておらず、先にそこから100mの教会へ歩いて出かけた。

 ここは、中東の地図が描かれた 6世紀のモザイク画が床を覆うギリシア正教の教会。ネボ山ほどではなかったが、比較的きれいな状態で残存していた。

 

 13:20 レストランへ戻りランチ。中庭の雰囲気の良い席を用意してくれた。

 ヨルダン料理は、野菜を幾通りものサラダにアレンジしてあり、健康的な食事だ。肉はチキンが少しだけ出た。おいしかったが、今後食べることはないかなって感じ(と思ってたら・・・)

 

 14:05 食事後、古いモザイクアートのある殉教者教会跡に行った。AD6世紀にできた古い教会。残念ながら、モザイクのほとんどは偶像破壊者によって破壊されたそう。

 その後、街を散策。この雑多な街並みはなんかワクワクする。こういう露店街でゆっくり買い物したかったが、時間がなく断念。

 

 15:10 マダバを出発し、ペトラへ向けて車で200km、3時間半南下した。

 

 18:45 本日のホテルに到着。ホテルの夕食は、なんとまたヨルダン料理であった・・・(泣)

 

 ホテルは、ペトラ遺跡まで車で4分の場所で華やかな通りだったので、夕食後、周りを散策した。坂が多い中で斜面を利用し家を建て生活する様子は古いたたずまいが残り興味深かった。夜景がとてもきれいだった。

 

 いよいよ明日はペトラ遺跡をまわる。<つづく>