第5日;ラン島
ラン島へは、過去何度も来ている。
パタヤの海岸からモーターボートをチャーターして、沖合に浮かぶ浮島でパラセーリングをしたり銃を撃ったりしてから、ラン島へ渡り、プライベートビーチで楽しむという渡り方もした(食事付)が、通常は、バリハイ埠頭から渡し船に乗る。30B/人
船は35分ほどでラン島のナーバン埠頭へ着き、そのまま船は、島の逆側にあるタウエン埠頭まで行く。ナーバンからバイクタクシーでタウエンへ行くこともできる。20B/人
僕らはその両方ともやったことがあるので、今回はナーバンで降り、埠頭の奥にあるらしいソンテオ乗り場へ行き、そこから今まで行ったことのないビーチを目指そうと思っていた。
今朝は、プールに入らずに、朝食後 8:40 すぐに出発。
ホテル前の海岸では、昨夜準備していたセレモニーが始まろうとしていた。若いお坊さんの托鉢式?みたいだ。
乗り合いソンテオで、ビーチロードをウォーキングストリートの手前まで乗り、そこから歩行者天国のストリートを歩いて抜けるとすぐに埠頭だ。
9:20 着いてすぐチケットを買いつつ、子供たちをトイレに行かせていたら、9:30発の船が出るとこだったので、あわてて飛び乗った。予定より1本早いのに乗れた。
10:07 ラン島のナーバン埠頭に到着。バイタクの誘いを断り、そのまま道沿いに歩いて行くと、土産屋など多くの露店や寺院が立ち並ぶ通りに入った。ラン島は何度も来ているがここは初めてだったので、露店で買い食いをしながらさらに進むと、空き地にソンテオが数台停まっている場所に着いた。
よく行くタウエンビーチの次に大きいサメービーチへ行くことにした。30B/人
10:40 山の中を走り、小さな島なので8分でサメ―ビーチに到着。
まず、たくさん並ぶ露店前のビーチチェア&パラソルを人数分レンタルした。これでトイレや着替えの場所も無料で確保できる。
海はそこそこきれいで潜れば底は見渡せる。ただ、魚はこの日は全然見られなくて残念。高速艇をチャーターして連れてってもらうプライベートビーチのがずっときれいだろうな。おっきな魚の死骸だけ見つけた。
サメービーチの丘の上には何か施設が立っているので、行ってみることにした。奥さんと二人で登って館内をのぞいてみると、無人でどうも水族館っぽい感じだ。でも今は完全に閉鎖されている。わざわざ来たのに無駄だったかと思ったが、ここからの景色はビーチが一望でき、この写真を撮れただけでも来たかいがあったかな。
昼食は、少し歩くとレストランもあるが、僕らは近くにいた係の人にオーダーしてビーチチェアまで持ってきてもらって砂浜で食べた。露店の前ではシーフードなどのバーベキューもやっていた。もちろん全体的に高いが(内地の2倍)、あったかいものが食べられるのはありがたい。
15:40 5時間しっかり遊び、ソンテオで埠頭を目指した。
16:20発の船のチケットを買えたので、待つ間、土産屋を見たりソンテオ乗り場の公園で子供を遊ばせたりしつつ、僕だけは隣のシーフード露店でパッタイを食べていた。
(※定期船の出発時間は人がいっぱいになると勝手に繰り上げることがあるので要注意。以前、タウエンビーチ発の定期船が10分前に出発してしまい1時間待つ羽目になったことがある。)
バリハイ埠頭には17時前に着いた。埠頭の建物から出ると、乗り合いソンテオが待ち構えており、行き先を言うとすぐに出発した。ウォーキングストリートは通れないので、高架に乗り遠回りをして15分でホテル前に連れていってくれた。
子供たちは部屋に戻らず、そのままプールに飛び込んでまた小一時間遊んだ。
19:00 予定では「ニンジャ」というムーガタ店(焼肉)に行く予定だったが、子供たちがお腹がすいてないということで、昨日と同じテップラシット・ナイトマーケットへ出かけることにした。
日曜だったためか、昨夜より若干すいている気もしたが、やはり活気ある賑わいだった。
おなかはすいてないという子供たちも、着くとすぐに目の前で作ってくれる生フルーツジュースを筆頭にいろいろ注文してパクパク食べていた。
21:30 2時間以上散策し、帰る際は昨日と違ってタクシーをすぐゲットできた。
22時過ぎに、僕とN氏は、ウォーキングストリートへ乗り合いソンテオで出かけた。
ウォーキングストリートは、バンコクで言えば、パッポンやアソークのソイ・カウボーイのような通り。朝、子供たちと通った時とは全く違う様相の華やかな通りと化していた。バービアと女の子のダンスでにぎやかな昔ながらのパタヤを残している場所だ。僕はお酒が飲めないのでこういう店にはあまり興味がないのだが、この雰囲気は好きだ。中にはムエタイのリングが設置してある店もあった。
僕らはその中にあるタイマッサー屋で今日の疲れを癒してもらった。
明日はパタヤ最後の日だ。<つづく>