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第3日;ユニバーサル・スタジオinハリウッド

 9:40 開場と同時に、ユニバーサルスタジオに入場。

 

 前年に日本やオーランドでハリーポッターのアトラクションが登場したが、ここハリウッドのユニバでは、この訪れた年の翌年にオープン予定だ。※この3年後、大阪ユニバでハリーポッターを初体験。

 じゃあ、ここでまず見るものは何か? もちろん「スタジオツアー」である。


 ここ、ハリウッドは世界に5つあるユニバ(日本、オーランド2つ、シンガポール)の中で最も古く、前身スタジオはできて百年以上たっており、テーマパークとしても50年以上過ぎている。古さもすごいが、特記すべきは、他のユニバと違って、ここは、現在もハリウッド映画のスタジオとして使っているのだ。

 25年前に新婚旅行で来たときには、このスタジオツアーには驚かされた(その翌年、USジャパンができた)

 スタジオ内を、トラムに乗って見学できるのは、ここハリウッドだけなのだ(最近オーランドにもできたそう)。スタジオ施設内を回りながら、実際に使われた映画のセットを見たり、映画の中に入り込んだような体験ができるアトラクションを含む1時間のコースだ。

 そして、二カ月前にできたばかりのアトラクションが、ツアーの最後に付け加えられた。ワイルドスピードの世界観を楽しめるアトラクションだ。

 

 ワイスピ好きの僕らはすぐに、スタジオツアーへと進んだ。9:45 乗車。

 

 このツアーは、①実際の撮影現場を回ること ②トラムに乗ったままいろいろなアトラクションを体験できること の2点で群を抜く。

 

 ①では、2005年のトム・クルーズ主演「宇宙戦争」の飛行機墜落現場がすごい。実際の飛行機を数千万円で購入し使用したとのこと。

 他にも、「サイコ」や「フリントストーン」のセットもあった。

 

 ②では、まさかの屋外で、トラムが大洪水に襲われる。

 他にも、ジョーズが現れたり、地下鉄を模したスタジオ内で「大地震(70年の名作)が起こって火事になり水道管破裂で洪水となったり、トラムが恐竜に襲われキングコングに助けられたりと、有名な映画のワンシーンがそのままアトラクションになっている。ここでは、3Dメガネをかけ4D仕様になっており、360度3Dはまさしく“体感”させてくれる。

 それらを体験した後、いよいよできたばかりの「ワイルドスピード」・・・と思ってたら、アクシデントということで、そのまま退場。見ることができなかった。

 午後にまた来てくれということで、優先チケットをもらった。

 

 ここ、ハリウッドのユニバは、丘の上にあることから、アッパーロットロウアーロットという二つのエリアに分けてつくられている。その行き来には長いエスカレーターを利用。

 アッパーロットには、「スタジオツアー」以外に、前年にできたばかりの「怪盗グルーの月泥棒」の「ミニオンの訓練施設」のアトラクション、メリーゴーランド「Silly Swirly」、「Simpsons Ride」などの他、有名なスタントショー「Waterworld」、動物スタント「Animal Actors」、特殊効果の実演ショー「Special Effects Stage」がある。

 ロウアーロットは、大人も楽しい3つのアトラクション、「ジュラシックパーク・ライド」、「ハムナプトラ」のジェットコースター「Revenge of the Mummy4K-3Dプロジェクション技術を駆使した「トランスフォーマー・ライド」がある。

 ジュラパは、やはり音楽がいい! ラストにボートで25mの滝つぼに落ちると、頭の先から下着まで完全にビショビショになる。

 Mummyは、真っ暗な中、70km/hで走り、ラストは後ろ向きになる。

 トランスフォーマーは、3年前にオープンしたばかりの4K-3Dのアトラクション。オプティマス・プライムとメガトロンの戦いに、僕らの乗るコースターが巻き込まれる。

 

↑この待ち時間の短さ最高!

 

 上記写真の左下に書いてあるように、トランスフォーマーのバンブルビーに出会った。中に人が入っているようには見えない。どうやって動いているのだろう、と思いつつ、注文していた昼食がちょうど来たので、興味は食事の方に向いてしまったのであった。

 それにしてもこの食事の盛り付け、すごいでしょ! アメリカを感じるなあ。

 

 他にもいろいろまわった。USジャパンと違って、待ち時間がびっくりするほど短い。マミーやジュラパは2回も乗った。

 

 16:30 スタジオツアーへ再入場。受付で優先チケットを出すと、同じ立場の人たちだけの、ワイスピ・スタジオにだけ行くトラムへ案内され、いろいろなアトラクションをすっ飛ばし、スタジオへと進んだ。

 「ワイルドスピード」のアトラクションは、トラムごと、映画の中の高速道路に入り込んでいるような演出で、3Dホログラムの中、190km/hで走り、ヘリにミサイルを撃ち込まれたり、高架から落ちそうになったりと、迫力満点だった。

 ※下記のYOU TUBEで、21’40”あたりから観られます。実際は3Dメガネをかけてるので、もっとリアルです。

 

 17:30ウォーターワールド」のショーへ。

 このショーは、超有名で、25年前のハネムーンで初鑑賞したときは、超驚きだった。

 ※ものまね好きのタイでは、勝手に?このショーの“飛行機ダイブ”の演出を使ってるショーを見たことがある。

 ※初鑑賞の時は、まさかラストで飛行機が“降ってくる”とは思ってなかったので、ビデオを構えてたら、画面に思いもよらないものが入ってきて驚き、その直後、前から2番目に座ってた僕らに、落ちた飛行機の大量の水しぶきが直撃。僕らはもちろん、ビデオもずぶぬれになり壊れてしまった。そのため、ハネムーンのその後は写真のみの記録となった。

 

 このショーは、始まる前に観客を巻き込むプロローグイベント“水かけ合戦”がある。アメリカはこれが怖いのだ。

 日本のユニバは本場アメリカと同様に盛り上げつつも、やはり日本人俳優はやりすぎはしない。ところが、アメリカ人は全くと言っていいほど躊躇がない。遠慮せずにどんどん水をかけてくるのだ。前の席じゃなくても水が飛んでくるし、目をつけられたらおしまいだ。バケツごと水を浴びせられる。

 奥さんは最初から後席に座っていたが、僕と息子はずぶぬれ覚悟で最前列に座って、ひやひやしながらショーを楽しんだ。やはり濡れた。

 

 帰る前に、ここで買わなきゃいけないものがある。ハリーポッターの魔法の杖だ。先にも書いたように、まだ、この時はハリーポッターのアトラクションはなかったので、当然オリバンダーの杖の店もなく、出口付近のお土産屋で選んだ。

 息子は当然、ハリーの杖を買うだろうと思ってたら、悩むこと30分。なんと選んだのは、名前を言ってはいけない闇の魔法使いのあの人“ヴォルデモート”の杖であった。

 正義よりも強い者にあこがれるってことかな? ※僕も買うのならやっぱこれだなと思ってたので親子だなと思った。しかし高かったあ。

 

 19:30 ユニバーサルスタジオを後にし、帰りはシャトルバスに乗らずに、名残を惜しむように歩いて駅へと向かった。

 

 ダウンタウンのピザ屋で夕食を取り、21:45 ホテル着。

 明日はサンタモニカへ出かける。