演劇、つまり芝居、やってま～す。２０１２’２，８～１２ 中野劇場MOMO
（ストーリー）６人の女が偶然に、あるところに集められた、年齢もバラバラで、上は４８歳、下は２１歳。
一体何故、誰が、目的は！？
彼女たちは、陪審員である、つまり被告を有罪か、無罪かの結論を出さなくてはならないのだ。
しかし、女３人寄れば何とか、、、それが６人も集まった、果たして、審議は正しく行われるのだろうか？
そもそも事件は、薄幸な兄と妹の間に発生した。二人とも幼い頃から、まるで絵にかいたような不幸のオンパレード、親戚の家をたらいまわしにされ、やがて、兄は、お決まりのチンピラやくざに、それに対して妹は、そんな環境に育ったにもかかわらず、気立ての良い美しい娘へと成長した。そんな妹に結婚話が、持ち上がったのは至極当然である、しかし兄がやくざ者と知れ破談に、しかし兄は、妹にウエディングドレスを買う為に、鉄砲玉を買って出ていた。
何処までもドジな兄は、失敗する、追っ手が兄に迫る、死ぬ前に一目妹に会いたい、と家を訪ねるが、不在。
やがて妹が帰宅、すると押入れで、うめき声がする、兄が自殺を図っていた、兄を介抱しているうちに、絶命してしまう。
さて裁判の審議のポイントは、ここだ！
つまり妹は、本当は、兄を助けることが出来たのではないか？
ここから６人の女たちの、妹に対する人間性へと話は移る、、、、そうなのだ、この審議は、一体何処へ向かって、どんな結論を出そうとしているのか、サッパリ分からないのだ。
そして、この審議に輪をかけて理解不能にしているのは、次に登場する人物？だ、それは、兄のゴーストが、出現するのだ、そしてストーリーは、とうとう亜空間へと突入する。
もうお分かりでしょう、この芝居は、コメディなのです。それでは、続きは、近いうちにご期待ください。