沖縄平和ツアー③ 石垣島から本島へ
さて今日は石垣を16時半前に出発して那覇まで飛行機で1時間。 着いたらレンタカーを借り、今日中に辺野古の民宿へ行く予定。
朝ご飯 昨日、離島ターミナルの近くにあったファーマーズマーケット ゆらてぃく市場へ立ち寄った時に買ったもの。 沖縄の炊き込みご飯ジューシーとおやつちんぴん(黒糖と小麦粉を薄焼きにし、巻いたもの)、カーサムーチ(月桃葉で包みもち粉を蒸したもの)
市場はいろいろな野菜や食品が売っていて見るのも楽しかった。
まずは石垣図書館へ
赤瓦でとても素敵だったのでぜひ、中も見学したいと思って訪れたのだけれど蔵書点検でお休み。前日はナイトライブラリーという特別な催し物をしていたと知り、少しがっくり。 外からぐるりと見学したのだけれど、館内は広々としていて琉球畳の子どもコーナーと大人コーナーも見え、文化を大切にしているのが伝わってきた。
ガジュマルの木
八重山平和祈念館へ。戦争マラリアの展示が主。 軍命でマラリアの無病地帯から有病地帯へ強制避難させられたところから人口の半数が罹患し、1割以上の3000人余の方が亡くなったのだ。
波照間島の島民も軍命により、西表島に強制移住するように言われた。、当時マラリアの発生地域と恐れられていたのだ。そこには中野学校卒の山下(偽名)が関わっているのだが波照間の牛、馬、豚、畑に至るまで米軍に奪われないよう、処分させられたという。
波照間の家畜は、その後日本軍が駐屯する石垣島へ運ばれていったのだが
日本軍の食糧調達のため、波照間の島民を移住させたのでは、ということも言われている。
展示の中にマラリアに罹患した母子像の人形があるのだけれど、寝ている布団の頭の部分はすのこ状に枝が並んでいて高熱を和らげるため水を頭にかけられるようになっていて壮絶さが伝わってくる。
強制避難させられ、恐怖で統治させられ、マラリアに罹患すると「水をかけると額から湯気が出る。蒸気がわーっと出る。体ががたがた震える。髪の毛がみるみるうちに抜けていく。全部抜けるの。一本も残らず抜けていく」富底さん談。
当時、被害が少なかったと思われがちな離島も国の作戦は存在し、一般住民が巻き込まれたことを沖縄戦から学ぶし、国は民を守らないと思ってしまう。
ミンサー織りの工房 あざみ屋 みんさー工芸館も立ち寄った
象徴的な五と四の絣のデザインがあっていつの世までも末永くという思いが込められているのだ
昨日偶然通ってやぎがいた所を道に迷ったおかげで再訪できた
めちゃめちゃ人懐こい子だった。 今回石垣で会えたやぎは空港からホテルまでの間に畑にいたオスっぽいやぎとこの子だけだったな。
昨日、交流会をした cafeまつしま屋さんでランチ。 さっき訪れたミンサー織りのところと親戚関係になるのだそう。 ご縁はつながるんだな
沖縄ガラスの小皿かわいい
レンタカー屋さんまで少し迷ったけれど無事、石垣空港へ到着。
もしも今度来られたら離島も行ってみたい
空港内で夕ご飯
那覇空港がとても広く端から端まで駆け回って疲れたけれど、何とかレンタカーも無事借りられ、夜道の中、辺野古へ
無事海の見える家クッション到着。
沖縄の会の芳沢あきこさんとの時間。 三線も歌ってくれた。
沖縄の方の芯の強さが伝わってくるような時間だった。