男たちの朝は早い。

 

昨日の朝はバタバタしたので本日は4:30起床。

同部屋の貴雄君もやはり早めに起床。

 

昨夜、疲れ果てて寝てしまい、でもそのおかげで6時間位眠れたので疲れはバッチリ取れていますね。

 

さて今回は、我々が宿泊している七尾市のホテルから現地輪島市までの様子を書いておこうと思います。

 

七尾市は石川県の南側富山湾沿いにありまして、目的地の輪島市は北に約50㎞。

山を越えた日本海沿いで、だいたい片道一時間半くらいの所にあります。

 

 

宿を6:00に出発すると、朝礼場所である輪島市内のショッピングモール駐車場に7:30位に到着します。

ちなみに朝礼は8:30からなので、しばらく車内でボケっとしています。

 

いや、しばらくではなく、かなりの時間ボケっとしています。

 

 

水道屋も電力会社の人も、っていうか働く男たちは皆一様に早朝に到着したがるのです。

何なんですかね~、遅刻して怒られた事がトラウマにでもなっているのでしょうね、たぶん。

 

全く働き者ではない僕は『その分遅く出たほうがゆっくり出来るじゃん!』

と、思ったのは言うまでもありません。

 

ということで、僕は朝から6人分の朝食と昼食におにぎりを握っているので、それを理由に一人だけちょっと遅く出発してみました。

さっきまで満車だったのに一台だけになってる。

 

6:15出発。

 

このような事態でなければ、能登はとても風光明媚な所。

めちゃめちゃ綺麗な海沿いを走っていきます。

 

 

道めちゃめちゃ凍ってる。

天候が目まぐるしく変わるのが北陸地方。

雪も降っています。

気温は-1℃。

 

数台前に雪道にビビッて遅い車がいるので超大渋滞してます。

と思ったら、その遅い車は地元の教習所の人でした。

 

たぶんあれが正解。

 

というわけで、2時間以上かかり8:25到着。

 

朝はわずか15分の差が、到着までに1時間近くの開きになってしまうのですね。

だから皆早く出るのですね。

まあ知ってたけど。

 

 

現地に着くと、東京都水道局の方々と朝礼。

業者は6~7社くらい来ているので、屈強な男たちが40人位です。

 

そこで各社、修理箇所の指示をもらいそれぞれが輪島市内に散っていきます。

 

我々が担当した場所は、倒壊家屋がある細い路地の漏水修繕。

 

 

 

昨日は掘っても掘っても出水がひどく崩れてしまい、とうとう諦めて埋めて帰りました。

心も折れました。

 

 

東京では絶対に有得ないのです、漏水修繕を途中でやめて埋めて帰るとか。

 

しかし雪降るし暗くなるし、苦渋の決断。

その旨を水道局の人に恐る恐る伝えると、

『暗くなると危ないんで、もちろん早く帰ってください。判断はお任せします。』

とのこと。

 

 

そして暗い中帰路に着いたのですが、マジで危険。

道路のデコボコ全然見えないし、死ぬかと思った。

 

 

そんな事があった昨日。

 

しかし!

今日は違います。

 

うちの精鋭が前日のポイントをしっかりと修正し、お昼には修繕完了。

 

 

そしていざ通水。

 

しかし手前の道路から水が噴き出し、新たな漏水箇所を発見。

これ終わらないやつですね。

 

一か所目を埋めて片付けをしていたらあっという間に夕方になり、続きはまた明日。

 

それと、

まあ近隣の方の優しさと感謝のされ度合いがとてつもないです。

飲み物や食べ物の差し入れを何度も色々な人から頂きましてですね、

『寒い中ありがとう!』

『頑張ってください!』

等と言われますと、本当に頑張らなければとの思いに駆られる次第であります。

 

明日も頑張ろう!

 

あと、明るいうちに帰れるのマジ神。