今回は動物愛護について綴らせていただきます。
毎年9月20日〜26日は動物愛護週間です。
読者の方も何か感じていただければ幸いです。

動物愛護管理法には
「動物の虐待を防ぎ、動物を愛護することを通じて、命を大切にする心豊かな社会を築くことを目的としたものです。 
また、ただ可愛がるだけでなく正しく飼養することで、動物による人への危害や周辺への迷惑を防止することも目的としています。 」と記されています。
私と一緒に過ごしているシェリとヴィヴは繁殖引退したお母さんです。
今では行き交う人に可愛いと言われても、ドヤ顔するような子達に育ちました(笑)
そもそもこの子達ははどこで産まれ育ち、なぜ繁殖に利用されたのか。
ペットショップで売れ残ったのか、
オークションで選ばれなかったのか、
一般家庭からの飼育放棄なのか、
多頭飼育崩壊で残った子なのか、
など様々な理由は挙げられますが、実際のところ不明です。
2019年にセンターに保護された犬は
・「飼い主」からが3,300匹
・「所有者不明」からが29,255匹
(環境省 統計資料「犬・猫の引取り及び負傷動物等の収容並びに処分の状況」平成31年度より)
「飼い主」からは、何らかの理由で持ち込むケースです。「引っ越しをするから」「トイレを覚えない」「鳴き声がうるさい」「可愛くない」「子供が飽きた」など無責任で一方的な理由があげられます。
「所有者不明」は、捨てられたり迷子になって捕獲された犬と、やむなく外で暮らすこととなった犬やその子孫です。
また、このコロナ禍において、ペットの売り上げは右肩上がりに伸びています。
オークションで5年前10万円代が主流だった落札価格は、20万~30万円代とまさに「コロナバブル」です。
その分保護されるケースも少なくはありません。
在宅ワークが主流となった今、
「可愛いから」「癒されたいから」
と安易に育てるとどうなるか。。。
例えば、その子をずっと人間の手で抱っこしていたらどうなるか。
抱っこの中でしか生きていけない子になるのは目に見えて分かりますよね。
抱っこされないと精神的に落ち着かなくなってしまいます。
独りでお留守番もできないし、抱っこされないと要求吠えもする、構ってほしいから要求して噛むし我儘になる。
その子自身もストレスが溜まる。
その問題行動がエスカレートしたら?
その子は捨てられる運命にもなるかもしれない。。。
もし、捨てられて繁殖犬になったら?
産まれた子犬はその母親犬に教えられて、同じような問題行動をするかもしれない。
その連鎖が続いたら?
この子犬がまた子犬を産んで、歯止めのきかない負の連鎖が起きるかもしれない。
犬と人間は別の生き物ですよね。
犬には犬の自然界のルールがあります。
人間界のルールに当てはめてしまうから、おかしくなるのではないかと私は思います。
人間も犬もお互いが「自立」し、共生していくのが大切なのではないでしょうか。
「犬の自立」と聞いてもピンとこない方も多いと思います。
母親犬は子犬を自立させるために自然界のルールを覚えさせますよね。
それは野生で生き抜くため。
キャンキャン要求吠えしていたら?
他の犬と生活できなかったら?
すぐに他の動物に見つかって食べられますよね。
現代の人との生活におきかえて、
飼い主さんに助けてもらわないと何もできない子だとどうなるでしょうか。
飼い主がいないとどうすればいいか分からなくて、分離不安になってしまうんですよね。
飼い主さんは常に側にいてくれて嬉しいと思うかもしれませんが、その子は離れると不安だから常にストレスフルですよね。
人も犬もお互いにルールを守るから、本来の自由がある。
ルールを学ぶため、人も犬もトレーニングを受けるのは必要だと私は思います。
もうこれ以上、人のエゴで犠牲になってほしくないから。
⁡愛護することと、愛玩犬にすることは違います。
犬は人の欲を満たすために、生まれてきたのではないから。
人々が「愛」を学ぶために、この世に生まれてきてくれたと私は思っています。
ペットショップで飼った犬でも
保護施設から引き取った子でも
みんな命は平等です。
この世の全ての犬が幸せな人生を全うできますように。
私はそう願います。