深谷忠記 「運命の塔」(下)

謎多き誘拐事件に独自のルートから肉薄した平岡は、榎の過去に疑念を抱くが、その矢先、何者かの襲撃を受ける。

さらに、平岡自身の出生の秘密、幼少時に埋め込まれた地獄の記憶が交錯し、やがて戦後史の闇に封印されていた驚愕の真相が浮かび上がる。

1350枚に魂を注いだ著者渾身の
   傑作本格推理巨編 !!