横山秀夫 ---- 「出口のない海」

人間魚雷「回天」。

発射と同時に死を約束される極秘作戦が、第二次世界大戦の終戦前に展開されていた。

ヒジの故障のために、期待された大学野球を棒に振った甲子園優勝投手・並木浩二は、なぜ、みずから「回天」への搭乗を決意したのか。

命の重みとは、青春の哀しみとは・・・。

ベストセラー作家が描く戦争青春小説。