先頃の、高校のバスケットボール部のキャプテンが、顧問の体罰により自殺をしたことをきっかけに、各方面で体罰が行われていた実態が表面化してきましたね。
しかし、この日本という国は何でいつもこうなんでしょうねぇ・・・。
まだ記憶にも新しい大津市のいじめ自殺の件もそうですが、そういった重大な事件が起こると、あっちでもある、こっちでもあると、一斉にマスコミが取り上げます。 一時的にね。
でも、体罰なんて、教育やスポーツの現場では、昔に比べれば大幅に減ったものの、現在でも日常的に行われていることは誰もが知っていることでしょう。
何で今さら??・・・と思ってしまうのは私だけでしょうか。
また、『愛のある体罰は有益だ!』
・・・と唱える人も多くいますが、私は完全に反対の立場をとります。
意味が分からない! 殴ることによって技術が向上するのでしょうか??
そりゃ体罰を受けることによって、気合いが増す人も一部にはいるでしょうが、それが万人に当てはまるとはとても思えません。
結局は、指導者の自己満足、自己陶酔となってしまっているんじゃないかと。
今現在、自分も処分を受けるのではないかと、戦々恐々としている指導者は山ほどいるでしょうね。
ただ、一方で・・・・・
本当におフザケで頭を叩いたり、お尻を蹴ったりということはよくありますよね。
それと体罰との区別は難しいので困るかな。
最後に・・・
バスケ部キャプテンの自殺はどうにか防げなかったものだろうか・・・。
高校生なんてまだまだ子供ですからね。
誰かが手を差し伸べてあげれば、最悪の結果は回避できたんじゃないかと・・・。
ご遺族はやるせない気持ちでいっぱいでしょう・・・。
しかし、こういったケースは、世の中にいくらでもあるんだろうな・・・。