子供に寄り添うって、どういうことだろう。
子供が試験を受けている学校の講堂でぼんやり考える。
3時間もあるのだから、家に帰って家事を片付けたり、外に出てカフェでゆっくり好きな本を読んで過ごしたりしても、きっと何も変わらない。
今の私のように学校の講堂でじっと祈るように、励ますように座っている母親が子供に寄り添っていて、外に出てこの時間を自分のために遣っている人はそうではない、とはやっぱり言えない。
でも、私はこの瞬間、子供に寄り添っていると実感している。実感したいから、ここにいるのかもしれないけれど。
この私の実感が当の子供に愛情として伝わることはないだろう。
でも、よく子供を急かすために
「時間は命よ。無駄に遣わないで大切にして」と言っている私なりの寄り添い方だとは思う。
他の人はどんな寄り添い方をしているのだろうか。
それぞれの親の思いが子供達に届きますように。