特別な日々ではなく、むしろ何だか冴えないなぁ…なんて思っている日常でも、ひとたび病気などでその日常が失われてしまうかもしれないと思った時、一瞬にしてかけがえのないものに変わる。


今までの日常をこれからも変わらず続けていくことが最大のミッションとなり、切なる願いになる。


その願いが叶った今、私の毎日は本当にこれでいいのだろうかと心配になる。


他人には元気でいてくれさえすれば…とか、居てくれるだけで充分、などと心から思えるのに自分に対しては違っていた。


向上心を持って、前向きに、せっかくの人生なのだから、ずっと心の中で唱えながら生きてきた気がする。


頑張るのをやめるって、何だか怖くて勇気がいる。

その割に何を頑張っているのかもよく分からなくて、もしかしたら私は本心に蓋をすることを「頑張って」きたのではないか…と思ったりもする。


「人を信じなさい。しかし、その百倍、自分を信じなさい。」手塚治虫の言葉が心に染みる。