マクロビオティックを確立した桜沢如一氏の著書。
新編集版で現代人に分かりやすく編集されている。
そもそも「無双原理」とは何か?
無双原理とは、桜沢氏が提唱し、世界に普及した「マクロビオティック」、すなわち「正食」の基礎となる宇宙観、生命観のこと。
宇宙観とか、生命観というと、壮大すぎて理解しにくい…と思われがちだが、モノの見方、考え方、感性、生活環境や文化、生き方といった生きる上での養生法の理論の基礎となるものを指している。
要するに、自然の摂理に従って生きることが人間の真の幸福につながるよ、というメッセージだと解釈できる。
その理論を、化学、生物学、医学、社会学などあらゆる観点から説いている点で、一般的な精神論と一線を画している。
無双原理には12の定理が掲げられているが、どんな時代においても普遍の内容であって、よく考えられている。
本の中で心に響く文章はたくさんあったが、
「いわゆる経済的な行為や実用的なもの、便利な物が必ずしもわれわれに幸福をもたらすとは限らない。自国の工業のみを偏重して、農産物を外国からの供給にゆだねておくことは、確かに経済的であるかもしれないが、身土不二の原則を破る罪は、必ずや国民全体の心身の異常となって現れる。」
まさに今の社会を表現している。
世界のあらゆる農作物をすぐに食べられるご時世。日本の気候風土にはない食物は、日本人の体質には合わない。偏った農作物の摂取はいずれ体の不調をもたらす。しかも、途上国の貧困の上に成り立っている先進国の生活。
~人として本当の幸せって何だろう~
自分らしくのびのびと![]()
