2023年12月のラジオNIKKEI「中央競馬実況中継」の実況担当が発表された。



  2023年12月は?

2023年12月の中央競馬は、グランプリ。


 東主場は中山競馬場

東主場は、中山競馬場となる。


第1節は、土曜11Rで中央競馬の平地重賞で最長距離となるステイヤーズステークスが行われる。


第2節は、日曜11Rでカペラステークスが行われる。


第3節は、土曜11Rで牝馬重賞のターコイズステークスが行われる。


第4節は、2023年の最終開催節。土曜は、10Rで下半期障害G1の中山大障害。日曜は11Rで2023年の中央競馬グランプリの有馬記念。そして2023年の最終開催となる12/28は、2023年の2歳馬頂上決戦のホープフルステークスが行われる。2023年の中央競馬最終レースのファイナルステークスは、中山競馬場で行われ阪神競馬場から移設開催となる。


 西主場は阪神

西主場は、阪神競馬場となる。


第1節は、土曜11Rでチャレンジカップが行われる。


第2節は、日曜11Rで2歳牝馬G1の阪神ジュベナイルフィリーズが行われる。


第3節は、日曜11Rで2歳マイル頂上決戦の朝日杯フューチュリティステークスが行われる。


2023年の最終開催節となる第4節は、土曜11Rで阪神カップが行われる。阪神競馬場の年内最終競走は、カウントダウンステークスで中山競馬場から移設開催となる。


なお、2024年の阪神競馬場は、改修工事の関係で4月が年内最終開催となる。このため上半期グランプリの宝塚記念は18年ぶり、阪神ジュベナイルフィリーズは34年ぶり、朝日杯フューチュリティステークスは創設以来初の京都競馬場での開催となる。


 第3場は中京

今月の第3場は、中京競馬場となる。開催は3節6日間。


第1節は、日曜11Rで下半期ダート頂上決戦のチャンピオンズカップが行われる。


第2節は、土曜11Rで中京競馬場の年内最後の重賞となる中日新聞杯が行われる。


2023年の最終開催節となる第3節は、重賞が組まれていないが日曜最終レースに「終わり特別」もとい尾張特別が組まれる。「尾張で終わり」の洒落が半端ない。


なお、2024年の中京競馬場は、阪神競馬場の改修工事の関係で1月と2月初頭が小倉競馬場で代替開催となる。そのため2024年の愛知杯は小倉競馬場、東海ステークスは京都競馬場での開催となる。


 12月の重賞競走

発走時刻の早い順。

12/02

  • 阪神11R:チャレンジカップ
  • 中山11R:ステイヤーズステークス

12/03

  • 中京11R:チャンピオンズカップ

12/09

  • 中京11R:中日新聞杯

12/10

  • 中山11R:カペラステークス
  • 阪神11R:阪神JF

12/16

  • 中山11R:ターコイズステークス

12/17

  • 阪神11R:朝日杯FS

12/23

  • 中山10R:中山大障害
  • 阪神11R:阪神カップ

12/24

  • 中山11R:有馬記念

12/28

  • 中山11R:ホープフルステークス

赤字はG1レース。


発走時刻

中日新聞杯は15時25分の発走。


G1以外の中山メインは、ステイヤーズステークスとターコイズステークスが15時45分。カペラステークスが15時20分の発走。


G1以外の阪神メインは15時35分の発走。


中山大障害は15時5分の発走。


チャンピオンズカップは15時30分の発走。


チャンピオンズカップ以外の平地G1は、中山競馬場と阪神競馬場に関係なく15時40分の発走。


  2023年12月の実況スケジュール

今月の実況スケジュールは以下の通り。






 12月の重賞実況担当

  • 12/02・阪神11R:山本直
  • 12/02・中山11R:大関隼
  • 12/03・中京11R:檜川彰人
  • 12/09・中京11R:山本直也
  • 12/10・中山11R:米田元気
  • 12/10・阪神11R:三浦拓実
  • 12/16・中山11R:小塚歩
  • 12/17・阪神11R:米田元気
  • 12/23・中山10R:小林雅巳
  • 12/23・阪神11R:三浦拓実
  • 12/24・中山11R:大関隼
  • 12/28・中山11R:小塚歩

今月は、中野雷太が重賞実況なし。山本直が日曜後半の実況なし。


 香港国際競走は?

12/10に沙田競馬場(シャティン競馬場)で行われる香港国際競走は、ラジオNIKKEIでの生中継が行われる予定。中継が行われた場合は、山本直が実況と思われる(10日の実況スケジュールで唯一入っていないため)。



 今月のWIN5対象レース実況

今月のWIN5対象レース実況は次の通り。実況担当は左から順に西主場、東主場、第3場となる(第1節から第3節は左から阪神、中山、中京で第4節は左から阪神、中山となる)。

  • 12/03:三浦・小林・檜川
  • 12/10:三浦・米田・中野
  • 12/17:米田・山本直也・三浦
  • 12/24:檜川・大関
  • 12/28:三浦・小塚

今月のWIN5対象レースの実況回数

  • 4回:三浦
  • 2回:檜川・米田
  • 1回:檜川・三浦・山本直・米田以外
  • 0回:山本直

  今月のRAKURAI局長の実況担当

今月の実況スケジュールは次の通り。

  • 第1節:実況なし(佐賀逃亡?)
  • 第2節:中京土曜前半と日曜後半
  • 第3節:阪神日曜前半
  • 第4節:実況なし(佐賀逃亡?)

今月は、第2節が中京競馬場、第3節は阪神競馬場の担当で中山競馬場の実況が組まれなかった。12/17の阪神前半が中央競馬実況中継の年内最終実況となる。年内最終開催節の実況担当が組まれないのは2020年以来。


重賞は上記のスケジュールのため実況担当なしとなり唯一G1実況なしで終えることになった。今月のWIN5対象レース担当は、中京競馬場の第2節が唯一でこの日が年内最終担当。


今月は、チャンピオンズカップが行われる第1節と年内最終開催となる第4節の実況担当がなく12/23と12/28以外は佐賀競馬場に逃亡する可能性が濃厚。


 実況担当が減らされた理由

12/17の阪神競馬場前半が2023年の最終担当となる中野。中野にとって今年は、実況担当機会が奪われたと言ってもい。中央競馬での実況担当機会が奪われたことで佐賀競馬場の実況を仕方なく担当しているように見える。


実況担当機会が奪われた原因は、昨年からラジオNIKKEIの競馬中継の実況アナウンサーに加わった三浦拓実の存在。三浦は、今年の高松宮記念がラジオNIKKEIでのG1初実況。秋季には、牝馬クラシック第3戦の秋華賞を初実況するなど躍進のきっかけとなった。三浦のG1初実況が山本直と米田元気の実況担当変更に直結。昨年まで中野が実況した安田記念は、米田に代わり宝塚記念も山本直になったことで中野の中央競馬実況中継での実況担当減少に拍車をかけた。そして今月の実況担当では、有馬記念の実況が期待されていたが、これも大関隼に代わり今年はG1実況なしという屈辱的な1年となった。


2024年は、実況担当の見直しが求められており4年連続でクラシックレース実況独占の小塚歩は、担当レースの見直しが真っ先に求められる。来年の実況担当スケジュールは、偏らないものになるだろうか。


  BS11競馬中継の出演者予想

今月の「BS11競馬中継」の出演はレース実況の担当スケジュールから次の通りと思われる(今節の小塚歩アナウンサーは確定)。



今月の担当予想

  • 第1節:小塚歩
  • 第2節:大関隼
  • 第3節:小林雅巳
  • 第4節:木和田篤

今月は、有馬記念に注目したい。