イラン周遊その28 ハーフェズ廟
移動中の景色。
【ハーフェズ廟】
イランで最も愛される詩人の廟。8角形の独特な
屋根の形はイスラム神秘主義のもので、その下
の墓石に「私の墓に参り来る時には酒と女を忘
れるな」と刻まれているという。
ハーフェズ は、イラン南西部ファールス地方の主都
シーラーズで生まれ育ち、生涯この地を離れること
はなかった。
幼い頃に父を亡くし、母は女手一つで彼を育てた。
青年期にはファールスを支配したインジュー朝の
アブー・イスハークに、壮年期にはムザッファル朝の
シャー・シュジャーに宮廷詩人・側近として仕えた。
ハーフェズの存在は、その抒情詩とともに、ペルシア
語圏では知らない人はいない「聖なる存在」として
人々の生活に深く根付いている。
ガザル詩人の最高峰であり、サアディー、ウマル・
ハイヤーム、ハージュー・ケルマーニーと並ぶ
世界遺産のにほんブログ村に参加しています。
よろしければ、応援よろしくお願いします。