イラン周遊その21ベヒストゥン碑文 | yasumasa2の独り言

イラン周遊その21ベヒストゥン碑文

ベストゥンの碑文世界遺産

 

ベヒストゥン碑文は、アケメネス朝ペルシアの王

ダレイオス1世が、自らの即位の経緯とその正当性

を主張する文章とレリーフを刻んだ巨大な磨崖碑。

イランのケルマーンシャー州にある。

 

楔形文字にとってのこの碑文の重要性は、エジプト

神聖文字にとってのロゼッタ・ストーンに比せられ、

古代文字の判読に貢献している。

 

同じ内容のテキストを、エラム語、古代ペルシア語、

アッカド語(新バビロニア語)という3つの異なった言語と

書体で書いた翻訳を含んでいる。

 

当初はエラム語文のみであったが、壁画像を追加する

段階でアッカド語文と古代ペルシア語文も増補されたと

見られている。

碑文と同じ内容が記されたものがエジプトのエレファンティネ

島出土のアラム語パピルス文書群から発見されている。

 

イギリス軍武官のヘンリー・ローリンソンが1835年に古代

ペルシア語の部分を、1843年にアラム語とバビロニア語の

部分を解読することができた。

バビロニア語はアッカド語の後期の形であり、両方ともセム

語系であった。
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ヘラクレスの像。
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レリーフの中央に映っているのがダレイオス1世で、

その前に捕えられている人たちが「反乱軍」の人たち。
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碑文が掘られている岩山の裾に沿って、広い道が

走っている。


これは「王の道」と呼ばれるもので、当時の王都「スーサ」

(現イラン西南部)から帝国遠隔の地「サルディス」に至る

約2,700kmの道で、ダレイオス1世が整備したもの。
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ハマダンへ戻る途中の車窓から。
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【ハマダン】

 

石のライオン像(サンゲ・シール)。

この地が首都だった頃、アレキサンダー大王に

よって作られた。

長い年月でその形が削られ、ライオンには見え

なかったりしますが。
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ブーリアンホテルでの夕食。
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