トキ、冬を前にお引っ越し 石川・羽咋市「また来てね」
トキ、冬を前にお引っ越し 石川・羽咋市「また来てね」
新潟・佐渡島で放鳥され、富山県黒部市に4年ほど生息した後、
今年5月から約50キロ離れた石川県羽咋(はくい)市にすみ着いて
いたトキが28日、再び黒部市に戻ったことが確認された。羽咋市は
「特別住民票」の交付を決め、10月に愛称の全国公募をしたばかり。
思わぬ「引っ越し」に、同市職員は「また来て欲しい」とラブコールして
いる。
このトキは2008年9月に放鳥された8歳の雌で、09年5月に黒部
市内で確認され、公募で「トキメキ」の愛称が付けられた。今年5月24日
に姿を消したが、同27日に羽咋市内で見つかり、その後も滞在していた。
放鳥されたトキで本州にいるのは1羽のみ。
トキメキの撮影を続けてきた黒部市の自然写真愛好会会長の丸山
比郎志(ひろし)さん(62)は「4回越冬し、えさの心配がない黒部に冬を
前に戻ったのだろう。羽咋市と協力し北陸全体で見守りたい」と目を細め
る。環境省は「慣れ親しんだ場所に戻るのは自然なこと。北陸地方を生息
域とし、繁殖期の春に羽咋に行く可能性もある」とみている。羽咋市には
627件の愛称の応募が寄せられ、人気投票の準備を進めているところ
だった。
黒部に戻ってきた「トキメキ」
また戻ってきて欲しいですね。
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