ワタクシが内田光子様を好きになったキッカケは以前の記事にも書いた様な気がしますけど、このCDを聴いたときからです。
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 ではBGMにどーぞ。カデンツァはモーツァルトのものですけど、第2楽章が聴きどころです。
 
 このモーツァルピアノ協奏曲第23番第2楽のカデンツァを聴いたとき、、、何と表現したら良いのか、筆舌に尽くし難いです。ただ、魂まで響いてきたというのは間違い無いです。魂まで響いてくる音楽なんて、そうそう無いですよ。

 いくら内田光子様が好きとはいえ、経歴の詳細までは知らないので調べてみました。

 ウイーン音楽大学のハウザー教授にピアノを師事。1963年ウィーンのブラームス・ザールでデビュー・リサイタルを行う。1966年ミュンヘン国際コンクール第2位。1969年ウィーン・ベートーヴェン国際コンクール第1位。1970年ショパン国際ピアノ・コンクール第2位。1973年クララ・ハスキル・ピアノ・コンクール第2位。1975年リーズ国際コンクール第2位。レーベントリット・コンクール第2位。

 1982年より「モーツァルト/ピアノ・ソナタ連続演奏会」を行い好評を博す。1984年フィリップス・クラッシックスより「モーツァルト/ピアノ・ソナタ・シリーズ」を発表。第1弾の「トルコ行進曲ほか」は「エジソン賞」、音楽の友社主催「レコード・アカデミー賞器楽曲・日本人演奏部門」を受賞。1985年から1年間、10回に渡りクィーン・エリザベス・ホールで内田光子の弾き振り(ピアノを弾きながら指揮をする手法で、アンドレ・プレヴィンが良くやってる)で「モーツァルト/ピアノ協奏曲シリーズ」を行い、大きな話題となる。1986年からはジェフリー・テイト指揮イギリス室内管弦楽団と「モーツァルトピアノ協奏曲シリーズ」を共演。同メンバーで1986年サントリーホール・オープニング・シリーズに出演し「サントリー音楽賞」「芸術選奨文部大臣賞」を受賞。1988年アンドルー・デイヴィス指揮ニューヨーク・フィルとベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番で初共演。同年リリースしたCD「モーツァルト/ピアノ協奏曲第26番、第27番」は、「レコード・アカデミー賞」と共に日本国内のクラッシック年間ベストセラー・ディスクとなり、「日本ゴールドディスク大賞アルバム・オフ・ジ・イヤー」を受賞。1990年、ジェフリー・テイト指揮イギリス室内管弦楽団とベートーヴェン/ピアノ協奏曲全曲演奏をヨーロッパ各地で巡演。1992年にはベルリン・フィルと共演、またカーネギーホールでリサイタルを開くなど精力的に活動を続ける。1993年にはドホナーニ指揮クリーヴランド管弦楽団と来日してベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番および第4番を演奏し、好評を博す。1995年には、シューベルトとシェーンベルクのプログラムに依るリサイタルを、ロンドン、アムステルダム、ウィーン、東京、ニューヨーク、ザルツブルクで行い絶賛を博す。1996年はサントリーホール10周年記念シリーズで来日し、シューベルトとシェーンベルクのプログラムでのリサイタルで高い評価を得る。同年朝日賞受賞。2001年大英帝国勲章第3位。2005年文化功労者。2009年大英帝国勲章第2位を受賞され、エリザベス女王よりデイムの称号を授かる。2011年大53回グラミー賞最優秀インストゥルメンタル・ソリスト演奏賞受賞。2012年ロイヤル・フィルハーモニック金メダル受賞。高松宮殿下記念世界文化賞音楽部門受賞。

 とても全部書ききれないですぅ。

 これも以前記事に書いた様な気がしますけど、この方が弾くシューベルトもとても良いです。特にピアノ・ソナタ第21番第1楽章大大大好き!

 皆さん、ワタクシみたいに肩肘張らずにクラッシック音楽を聴いてみませんか。コンサートじゃそうもいきませんけど、ウチで聴く分には雑誌見ながらでも饅頭食いながらでも聴けますよ。

 解かる解からないではありません。

 どう感じるかです。