なかなか難しい私の腸管、常に腹が緩く大変でした。わかる人にはわかると思いますが通勤中の腹が緩くなることが週1くらいであり、この駅のどこにトイレがあるというのを把握していました。
サイリウムを摂取し始めてからどうにか通勤中のトイレ駆け込みはなくなりました。しかし、サイリウムは服用後一定時間たたない(2,3時間くらい)とサプリメントを服用効果が相殺されるので服用しづらい、それに不溶性食物繊維と水溶性食物繊維が入っているということで他の食物繊維・生菌製剤を探しいろいろ試しました。その結果、今はイヌリンとサッカロミセス・ブライディに落ち着いています
生菌製剤は相性があるので本当にいろいろ試し、サッカロミセス・ブラウディにたどり着きました。サッカロミセス・ブラウディは胃酸に強い酵母で腸管に届きますしこれはいわゆるプロバイオティクス、イヌリンは高発酵性の水溶性食物繊維でプレバイオティクス、合わせてシンバイオティクスになります。イヌリンは服用当初はガスが出やすいので注意、と言っても女性でないのでそこまで気にはしません。ちなみに発酵性が高いというのは大腸で単鎖脂肪酸の生成率が高いということ、水溶性食物繊維から単鎖脂肪酸を生成するのは腸内細菌、単鎖脂肪酸は酢酸・プロピオン酸・酪酸などで大腸内を酸性に傾け、かつ、蠕動を促進します。イヌリンは最初は5gくらいの服用でしたが今は10gくらいに増やしています。

過去、ヨーグルト(1日500gも食べることできない)、オリゴ糖(ヨーグルトに入れて食べましたが効果はほぼなし)、イージーファイバー(高発酵性ではなく中発酵性の水溶性食物繊維なので効果が大きくないのは今なら理解できます)、アサヒビール酵母、生菌製剤としてはビオフェルミン、ザ・ガード、強ミヤリサン(これは効果はありました、ただ、サッカロミセス・ブラウディの方が私にはあっている)やなどいろいろ試してきました。ただ、勘違いしてほしくありませんがこれらで効果のある人はいます、私には効果がなかっただけです。また、便が緩い方に効果があるということではなく逆の便秘にも効くということです、腸内細菌叢を整えることですから。

最近は腸内細菌叢は注目されています、様々な疾患の原因とされています。驚くことに精神疾患にも腸内細菌叢が関与しているという報告まであります。便移植というのも始まっています、ただ注意点としては年齢が近く、近親がいいという報告もあります。