最近は刑事もの・推理ものを多く読んでいます。どうしても凄惨な場面があるのでどうかな？見たくないというか読みたくないというのもありますがそのような場面はさーっと流しています、ストーリー上避けられないので。
最近読んだ中では黒崎視音氏の小説は警視庁心理捜査官シリーズ、そのスピンオフ作品の柳原明日香シリーズ、六機の特殊シリーズはそれほど凄惨な場面は少ないがやはりバトルシーンはあるわけで心穏やかに読むことはできません。でもどうなるか？と読み進める面白さはあります。交戦規則は自衛隊もので村上龍氏の「半島を出よ」に近い内容です。
まあこれらの小説に慣れて、かつ好きなので読んでいますが、久々にほのぼのとする小説を読んでいます。八木沢里志氏の「きみと暮らせば」、読み始めは全く内容が異なるので面白みがないと思いましたが読み進めると心温かになるのでいいですね。猫との物語というより血の繋がらない兄と妹の物語、氏の小説は「森崎書店の日々」、「純喫茶トルンカ」を読んでいますが一貫して心が穏やかになる小説です。このような小説は他に作詞家でもある森浩美氏の小説が該当するのではと思っています。
やっぱり一つのジャンルだけでなく多くのジャンルの小説を読むのがいいですね。
