知念実希人氏の小説、レゾンデートルを読み始めました。SNSでの発言ではかなり炎上する小説家ですが小説は面白い。医師であるため医療関係の描写は細かいのは当たり前ですが、ミステリーが面白いのは意外でした。
最初に読んだのは「祈りのカルテ」、完全な医療関係の小説でしたが、著作の殆どはミステリーもの。
本作は処女作、医療は関係していますが医療は関係ないミステリー、若干グロい場面ありますが許せる範囲です。まだ半分くらいまでしか読んでいませんのでどうなるかわかりませんが、レゾンデートルは存在理由という意味のようです。なので生きる価値・意味がテーマ、主人公の医師である岬雄貴の生き方であることは間違いありません。