グリコで再び「タンサ」のTV CMが始まりました。知らない人は見ても何のことかわからないでしょうね。
グリコのヨーグルト(Bifix)の宣伝です。乳酸菌+水溶性食物繊維のイヌリンでシンバイオティクス!単鎖脂肪酸を生成するから「タンサ」。単鎖脂肪酸が大腸内のpHを酸性に傾け善玉菌が増える、そして蠕動運動も促進する、それで大腸環境を改善するということでしょう。
食物繊維には不溶性と水溶性があり、不溶性は便の嵩を増すことで便秘改善、一方水溶性は単鎖脂肪酸を生成することで大腸環境を整える。ただ、単鎖脂肪酸を生成する割合によって高発酵性・中発酵性・低発酵性に分けられ、イヌリンは高発酵性に分類される。高発酵性は他にもペクチン、グアーガム酵素分解物(PHGG)などがあります。イヌリンはチコリや菊芋、ごぼうに多く含まれています。ごぼう茶がいいといったのは南雲医師ですがこれもイヌリンの整腸作用が一つの理由だと思います。
私自身、腸内環境が悪くどうにかして整えたくて色々試しています、人によっても違うのですよね効果が。生菌にはいろいろありますし、個人に合う合わないがあります。腸内環境が良くなることで様々な疾患が治る、長生きするとまで言われる時代になりました。便移植もその一つの方法です。