森浩美氏の「ひとごと」読了。森氏の小説は久々です。夫婦や親子などの家族関係をテーマに短編が多い内容で、はっとするときもあります。

森氏の小説を読み始めたきっかけは、もう10年以上前が中学受験する際に、森氏の「夏を拾いに」が国語で取り上げられることが多いということを知って子供に読ませたことでした。その後は自分がはまって、家族の言い訳、こちらの事情、ほのかなひかり、家族往来、推定恋愛などを読んできました。でも森氏って作詞家なんですよね、荻野目洋子、森川由加里、田原俊彦、SMAPなど多くの方に歌詞を提供しています。作詞家だからこそ小説も書けるってことでしょうね、それも家族関係の。ただ最近は出版されていないので残念です、もうとしなのかな?

その後は翔田寛氏の小説です。冤罪犯が最初で、しばらく読んでいませんでした、kindle unlimitedになかったからですが数日前に探すと行くとかあったのですぐダウンロード、そして「真犯人」を読み始めています。これもwowowでドラマ化されているようですがまだ4割ぐらいしか読んでいないのでどうなるか全くわからない。どう話が進むか、考えながら読むのって楽しいです。