整腸作用のあるもので過去に試したもの、ヨーグルト、オリゴ糖、イージーファイバー、まあそんなに効かない。ヨーグルトにオリゴ糖を入れてもダメ。書籍で読むとヨーグルトは毎日500gも食べないといけないとか、そんなこと続けられません。サイリウムハスク、これは結構効果はありました。サイリウムハスクは水溶性と不溶性の両方の食物繊維を含んでいるようです。不溶性は便の嵩を増やす、水溶性は腸内細菌叢の餌になって単鎖脂肪酸を生成する。この短鎖脂肪酸が整腸作用を促す。水溶性食物繊維、単鎖脂肪酸の生成割合によって高発酵性・中発酵性・低発酵性に分けられます。
サイリウムがどれになるかわかりませんが他には高発酵性のイヌリン、グアーガム酵素分解物(PHGG)を試しました。ペクチンも探しましたがこれはPHGGよりさらに高価で諦めました。
食物繊維は大腸に作用するので小腸で作用するアミノ酸の一つであるグルタミンも試したことがあります。グルタミンは小腸粘膜細胞のエネルギー源で遊離しているアミノ酸の大半はグルタミンです。腸内細菌が体内に侵入して時に重篤な感染症を起こす現象をバクテリアルトランスロケーションといいますがグルタミンがこれを防ぐということで医療用医薬品として望まれます。しかし、日本ではなかなか製品化されません。そのため食品としてグルタミンの粉末は販売されており、大体はアスリートが使用しています、筋蛋白を増やすために。また、下痢を防いだり、免疫能強化の意味で患者さんに使用されることもあります。
生菌+オリゴ糖や水溶性食物繊維を合わせたものをシンバイオティクスといい、最近医療業界の中で注目されています。ヤクルトがLBG-Pという製品を販売しています。乳酸菌・ビフィズス菌とガラクトオリゴ糖ですが15セットで1箱で3800円くらいするためかなり効果です。そのため私は既に書いていますが酵母の一つで胃酸にも強いサッカロミセスブラウディ+イヌリンを試しています。イヌリンは2kgのものを買ったので単価は安かったです。 生菌に関しては個人的に合う・合わないがあるのでいろいろ試してみるしかありません。しばらくはサッカロミセスブラウディ+イヌリンで様子見です、これにグルタミンを加えるとかなりいいのはわかりますがかなりコストがかかるのでまずがグルタミンは手持ちでまだ使用しません。
と、いろいろ試行錯誤しながらちょっとずつ私の腸内環境は改善してきているのかな?