皆さんは旅行はお好きですか?私は旅行が大好きで、国内海外を問わず、年の3分の1くらいは、仕事やプライベートで、旅をしながら過ごしています。日本のホテルでトラブルに遭遇する事は比較的少ないのですが、海外のホテルではトラブルは日常茶飯事です。そんな時にしっかり主張を伝えないと、なかなか取り合ってもらえないこともあります。英語だけでなく堂々とした態度も非常に重要なんです。

 

英語で自分の状況をしっかりと大きな声で的確に伝えることができれば、翻訳機を使って伝えるよりも、スムーズに対応してもらえるでしょう。この記事では、ホテルでのトラブルに対応する際に役立つ英語表現を20個紹介しますね。

 

私も散々海外を旅してきましたが、ここに出てくるトラブルにはほとんど遭遇しています。皆さんもこれから遭遇することになると思いますので、その場で苦労するよりも、今しっかりこれらの表現を覚えておきましょう。

1. There is no hot water in my room.
部屋にお湯が出ません。


シャワーやバスタブでお湯が出ないときに使う基本的なフレーズです。朝や夜の時間帯に特に困る状況なので、すぐにフロントに伝えましょう。日本のホテルでお湯が出なかったことなんてほとんどありませんが、海外ではかなりあるんですよね。そもそも水が信用できないことが多いです。

2. The air conditioner isn’t working properly.
エアコンが正常に動作していません。


部屋の温度調整ができないときに使います。マンハッタンのホテルに泊まった時、冷房が強すぎて、真夏なのにとんでもなく寒かった思い出があります。その時はかなり強く主張して、技術者に冷房を調整してもらい弱くしてもらいました。

3. I can’t connect to the Wi-Fi in my room.
部屋でWi-Fiに接続できません。


インターネットが必要なときには、すぐに確認してもらいたい内容です。Wi-Fiってリモートワークをするには必須ですもんね。

4. My room hasn’t been cleaned today.
今日、部屋の清掃が行われていません。


ハウスキーピングが来なかったときに、フロントに知らせる表現です。これもよくあることです。しっかりと知らせましょう。また海外のホテルでは何かとチップが必要なので、現地の人にその習慣と相場をあらかじめ尋ねておくと良いと思いますよ。私もそうしています。

5. The toilet in my room is clogged.
部屋のトイレが詰まっています。


トイレのトラブルは早めの対処が必要です。すぐに連絡しましょう。ちゃんと流れないことって多いんですよね。あと国によってはトイレットペーパーを流せない国もありますから、日本の感覚でどばどば流さないように気をつけましょう。

6. I lost my room key.
部屋の鍵を失くしました。


鍵をなくしたときは、すぐにフロントで再発行してもらう必要があります。最近はカードキーが増えてきたので、大体再発行してもらえます。そうでない場合はかなり高額な費用を払って弁償しなければならない場合もあります。しかしどちらにしろフロントにしっかり伝えましょう。

7. The television in my room isn’t working.
部屋のテレビが映りません。


テレビがつかない、リモコンが反応しないなどのときに使います。これも日本では遭遇した事はありませんが、海外ではかなりあります。数年前にフィリピンを訪れたときには、ブラウン管のテレビがまだ置いてあってびっくりした覚えがあります。

8. There’s a strange smell in my room.
部屋に変な臭いがします。


不快なにおいがする場合は、部屋の変更をお願いすることもあります。これはホテル全体の場合もありますから仕方がないかもしれませんね。特に途上国では高級ホテルでも下水処理がその地域全体でまだ未開発で、臭いが強いことがありますね。

9. The room is too noisy.
部屋がとてもうるさいです。


外の工事音、近くの部屋の騒音などで困っているときに伝えるフレーズです。まぁ工事等の場合にはどうしようもないですけどね。はっきり主張すると、反対側の部屋に変えてもらったりできるかもしれません。

10. I found bugs in my room.
部屋に虫がいました。


清潔さに関わる問題なので、すぐに対応してもらうよう伝えましょう。南の大の国に行くと、どうしても虫は出てきますよね。殺虫剤を借りるというのがいちばん早い解決策かもしれません。

11. The bed sheets are stained.
ベッドシーツにシミがあります。


汚れがあるときは、新しいシーツに交換してもらえます。きれいなシーツで寝るのは客の権利だと思いますから、これはしっかり主張して交換してもらったほうがいいと思います。ただあまりにも安いホテルに泊まっている場合には仕方がないかもしれませんね。

12. The mini-bar charges on my bill are .
請求書のミニバーの料金が間違っています。


利用していないのに料金が加算されていた場合に使う表現です。これもよくあることなので、いつも明細書を確認する習慣をつけておきましょう。私などは逆に相手がミニバーを使った明細を忘れていても、正直に申告しちゃいます。

13. The safe in my room won’t open.
部屋の金庫が開きません。


暗証番号が合っていても開かないときなどに助けを求めましょう。海外では、だいたい金庫にパスポートや日本円やクレジットカード等をしまいますので、これは場合によっては致命傷になります。私も一度金庫が壊れたことがありましたが、技術者に来てもらって解決しました。向こうの落ち度ではありましたが、まあちゃんとチップは渡しましたよ。

14. I requested a wake-up call, but I didn’t receive it.
モーニングコールをお願いしましたが、受けていません。


寝過ごしの原因になるため、フロントに確認する必要があります。人間がやるモーニングコールの場合には、完璧には信用しない方が良いと思います。大事なミーティングに遅れたりすると大変ですもんね。まぁ私は基本的にスマホのアラームを使っています。

15. The room service order hasn’t arrived yet.
ルームサービスの注文がまだ届いていません。


時間がかかっている場合に問い合わせをするフレーズです。もしかして相手が忘れているかなぁと思うくらい時間かかったら電話でリマインドしましょう。

16. The elevator is out of order.
エレベーターが故障しています。


自分の階まで歩いて上がる必要がある場合などに使えます。これエレベーターが一基しかないと悲惨ですよね。私もロンドンに泊まった時に、唯一のエレベーターが壊れていて、ホテルの5階、日本基準だと6階まで、でかいスーツケースを持って上った記憶があります。まぁこの場合には、代替案もないので文句を言うこともしませんでしたが。

17. The heating in my room isn’t working.
部屋の暖房が効きません。


寒い地域や冬場は特に重要な設備なので、早急に伝える必要があります。健康を崩してしまうかもしれないので、強く使用して修理してもらうか部屋を変えてもらいましょう。

18. I left my belongings in the room after check-out.
チェックアウト後に部屋に私物を置き忘れました。


忘れ物をしたときに、ホテルスタッフに確認してもらうときの表現です。ホテル離れている場合には大変ですよね。電話をしなければなりません。その場合この表現を使いましょう。電話の英語って身振り手振りも何も使えないので本当に大変ですよね。

19. The bathtub is leaking.
バスタブから水漏れしています。


水回りのトラブルは床を濡らしてしまうため、すぐに対応が必要です。これも日本ではほとんどないことですけども、海外ではあるあるなので、この表現をしっかり使いこなせるようになりましょう。

20. The room has a strong cigarette smell.
部屋が強いタバコの臭いがします。


禁煙室なのにタバコのにおいがするときに、部屋の変更をお願いする際に使います。これは日本でもありました。もうそのホテルはつぶれてしまいましたが、禁煙室で予約したのに、喫煙室に消臭スプレーをまいただけということがありました。日本で私が猛烈に抗議したのはこの時くらいですね。

ホテルでのトラブルは予期せぬタイミングで起こるものです。英語が得意でなくても、シンプルで的確な表現を覚えておけば、自分の不満や困っていることを伝えることができます。今回紹介したフレーズを覚えておくと、海外旅行や出張中に安心してホテルを利用できるようになります。ぜひ、実際の場面で使えるよう音読して暗唱しておきましょうね。

 

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