3大デメリット

3ヶ月で6千キロ走って、テスラ車のよいところやわるいところが見えてきました。

 

まずは、テスラ車のよいところを3つ

 

3つのよいところ

 

1.ボタンが少なくて操作が直感的でわかりやすい

 

ボタンの少なさは本当に素晴らしいです。一週間も運転していれば全ての操作系をおぼえてしまいます。iPhoneと同じで、使っているうちにおぼえる感じです。従来の車にある謎のボタンや複雑な操作体系がないのが嬉しいです。ほぼスマホです。最初は違和感があるのですが、体が慣れていきますね。ただ、レンタカーの従来車を運転したときには戸惑うかもです。

 

2.静かで速くなめらかなワンペダルドライブ

 

通常の運転でブレーキを踏まなくて良いのは楽です。サイドブレーキも坂道発進もないので、手足を使った操作が激減しますね。感覚をつかむまでにはちょっと時間がかかります。静かなのも嬉しいです。止まった時に鳥の声とかが聞こえます。ワンペダルとは関係ありませんが、アイドリングという概念がないので、止まるとネットにつながった電化された部屋になります。キャンプとは最高です。

 

3.オートパイロットなど、ソフトウェアアップデートで常に最新状態

 

オートパイロットは、最初あまり使えないと思いましたが、3ヶ月経った今では必需品と化してしまいました。運転の時のポイントは、両手で圧力をかけるのではなく、片手で軽く圧力をかけ続けることです。両手だと圧力を相殺して認識されないことがあります。自動車線変更のときも軽く片手で圧力をかけておけば楽ちんです。あと、毎月のようにいろんなソフトウェアがアップデートされていってどんどん便利になるのは嬉しいです。

 

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次にわるいところを3つ

 

3つのわるいところ

 

1.法令上、フルにテクノロジーが使えない

 

きっと、日本にはいろいろな規制があり、がんじがらめになっており、テスラの機能がフルに使えません。アメリカ発のYouTubeなど見ていると、日本では使えない機能を紹介する動画がたくさんありうらやましくなります。オートバイロットに関しても、手を離せるFSDベータに移行してほしいところですが、日本では難しいかもしれませんね。お金を払っていて、機能がついているのに使えないというのは、フラストレーションがたまります。

 

2.グラスルーフ越しの光線が夏は強烈に暑い

 

グラスルーフは開放感があって、季節によっては嬉しいですが、日本の夏は相当につらいです。一度熱中症になりかけました。フィルムを貼って軽減しましたが、それでもつらいので、真夏にはシェードを付けています。6月下旬から9月中旬までは、グラフルーフはあまり楽しめません。フィルム貼りは必須だと思います。秋冬はよいと思いますが.... 日本では、最初からシェード付けて欲しいところです。

 

3.サービスを受けられる場所が限られている

 

カリフォルニアだと、スーパーチャージャーは沢山あるし、アメリカは全土でテスラの方式にプラグが統一されそうなので、充電スポットに困ることはなくなりそうです。日本でもスーパーチャージャーは増えているのですが、まだまだ遠隔地では不足しています。その場合は、チャデモという日本方式のプラグにアダプターを付けて充電するのですが、速度が超絶遅いので、それではテスラに乗っているメリットがありませんね。まあ、チャデモが使えるだけでもありがたいのですが。また、部品の取り付けなど、いろいろな店に持っていっても「わかりません」と言われることも多いです。日本ではまだ、マイナーな車なので仕方がないのですが。

 

私にとっては、メリットはデメリットを圧倒しているし、常に最新のモビリティテクノロジーを学べるので、とても良い買い物でしたが、テスラ車は、上記の3つの欠点を受け入れた上で購入した方がよいと思います。まあ、弱点のほとんどはテスラ車のせいではないのですが。