自動車未来
世界の自動車業界の進化が速すぎて面白すぎます。自分がEVを買ったからなのですが、目の前に最新のテクノロジーがあると、自動車関係のニュースが気になって気になって仕方がありません。

テスラ車はコンピューターがどんどんアップデートされていくので、次のアップデートがどうなるのか、自動運転機能がどうなるのか、そんなことが気になってついつい自動車関係の書籍を読んだり、ニュースを追いかけたりしてしまいます。そんなわけで、今気になる自動車関係の最新トレンドはやっぱりこの5つですよね。

1. 世界のEVシフト

電気自動車(EV)へのシフトは加速しています。主な要因として、政府の排出規制の厳格化、インフラ整備の進展、電池技術の進歩、そして消費者の意識の変化が挙げられます。自動車メーカーは新しいEVモデルの発表と投資を増やしており、一部の企業では全ての新車を電動化するという目標を設定しています。私自身は、実際EVに乗るまではちょっと静かな車だろう、くらいに思っていたのですが、実際乗ってみると便利さに魅了されてしまいました。もちろん自宅に充電器が設置できる人向けなのですが。ガソリンスタンドに行かなくて良いのはほんとに便利です。

2. 水素燃料セルビークル

水素燃料電池車(FCV)は、長距離ドライブや大型車両において電気自動車に取って代わる可能性を秘めています。現在、インフラの不足や高価な生産コストが課題となっていますが、持続可能なエネルギー源としての水素の可能性を考えると、将来性は期待は大きいです。毎年人間ドックの時、ホテルから病院まで送り迎えしてくれる車がトヨタのミライなのですが、ルックスも未来的で移動も静かでスムーズです。こちらもクリーンな車なので、今後普及していくと良いですね。



3. 自動運転技術

AIを用いた自動運転技術の進歩も見逃せません。多くの企業がレベル5(完全自動運転)を目指して開発を進めており、テスラやウェイモなどは既に一部地域で自動運転タクシーのサービスを開始しています。日本ではまだテスラ車もレベル2にも達していない状態です。手をハンドルに添えてプレッシャーをかけ続けなければいけません。実際には手を離しても大丈夫だと思うのですが、おそらく様々な制約が日本にはあるのだと思います。

4. デジタル化と接続性

車両のデジタル化と接続性もまた主要なトレンドです。これにより、車両の診断、メンテナンス、ソフトウェアアップデートが遠隔で可能となり、新たなサービスの創出が期待されています。テスラ車を買って、車がEVであることよりも、このデジタル技術の進化の方にむしろ驚きを感じました。車がインターネットにつながっていて、ビックデータと情報をやり取りしている事の利点は今後ますます大きくなると思います。また電気系統が1つのコンピューターに集約されており、車の機能が、ユーザの意見を吸い上げて、アップデートされていくのは本当に便利です。

5. シェアリングエコノミーとモビリティサービスの拡大

所有から利用へのパラダイムシフトが進行中です。カーシェアリングやライドシェアリングなどのモビリティサービスが急速に普及し、多様な移動ニーズに応えています。これらのサービスは、都市部の交通渋滞や環境負荷の軽減にも寄与しています。自動車メーカーや技術企業はこのトレンドに対応し、新たなビジネスモデルやパートナーシップを模索しています。今後自動車産業は、生産数が減って、大変になっていくのかもしれませんが、車の数が少なければ少ないほど、当然二酸化炭素の排出量が減るわけですから、車をシェアするという発想は今後ますます重要になっていくだろうと思います。世の中にある車の多くは走っているのではなくて、駐車場に置いてあるわけですから、それぞれの車の稼働率を上げ、それらが活用できるようになれば車の数自体を減らすことが可能になりますよね。

私は地方に出張することが多いのですが、タクシーの運転手さんと話をするとタクシーの台数は足りているのですが、運転手の数が少なくてタクシーが稼働していないそうです。今こそ日本でもウーバーやリフトのようなライドシェアサービスを導入する時なのではないでしょうか?インバウンドの旅行者がますます増えて日本各地を旅行することが考えられる今、日本でも外国のように便利なライドシェアサービスが使えるようになることを期待しています。

これらのトレンドは互いに関連しており、例えば自動運転技術はEVシフトを加速させる可能性があり、一方でEVやFCVは新しい接続サービスの展開を促進します。これらの動きは、自動車業界全体の変革を推進しています。