こんなこと、テスラモデル3を買うまで1ミリも考えたことなかったんですが、これからの自動車では、コネクティビティが重要になってくることを実感しています。日本のメーカーでもたくさん取り入れ始めているのが、

OTAですね

OTAは「Over The Air」の略で、自動車のソフトウェアを無線通信を通じて遠隔で更新する技術を指します。OTAの導入により、自動車メーカーは新しい機能を追加したり、既存の問題を修正したりするためにユーザーがディーラーに車を持ち込む必要がなくなります。

というか、前に乗ってた車は、自動車としては素晴らしかったのですが、ディーラーで取り付けたナビやドラレコのアップデートをディーラーでもやってくれず、自分でSDカードをそれぞれの機器から引っこ抜いて、Windowsパソコン限定で、それぞれのメーカーのサイトでやるという、超絶面倒なものでした。レクサスはやってくれてましたから、車の値段次第なのかもです。


今はOTAのおかげで、どんどんアップデートしてくれます。iPhoneのOSと同じで、夜中にWifiに繋いでおけば、新機能がインストールされます。例えば、今回は車内のキャビンカメラとモニターでzoom会議ができるようになりました。



未来の自動車産業において、OTAはますます重要な役割を果たすことが予想されます。なぜなら、電気自動車や自動運転車の普及に伴い、車は単なる移動手段からソフトウェアとハードウェアが融合したコンプレックスなデバイスへと変わりつつあるからです。

OTAを利用すれば、車のシステムを最新の状態に保つことが可能であり、安全性、利便性、エンターテイメントなどの面でユーザーエクスペリエンスを向上させることが可能になります。また、自動車メーカーにとっては、OTAを通じた新たなビジネスモデルやサービスを展開するチャンスでもあります。




この技術は自動運転技術の進化においては、非常に重要なテクノロジーとなります。なぜなら世界中で走っている車のカメラやセンサーから、道路の状況をサーバに吸い上げることができ、運転者の動きとAIの自動運転シミュレーションを比較して検証することができるからです。このことによってつながった車が動けば動くほど正確な自動運転が可能になっていくということです。

モビリティーの未来がますます楽しみになってきました。トヨタが行っている全個体電池の開発が進めば充電や航続距離の問題もかなり解決されますね。そちらも楽しみです。