EVシフト

テスラ乗り始めて、頭の中の90%がEVの事に支配されてしまっています。オーディブル書籍、YouTube、ネット記事もEV関連のものばかり読んでいて、仕事変えて、EVの販売始めたいくらいの勢いです♪



まあそれは冗談として、知れば知るほど、世界の完全EVシフトの非現実性も実感します。特に新興国では相当な時間がかかるだろうと思われますね。新興国における完全なEVシフトの実現には、以下のような困難が存在しそうです♪そう簡単ではなさそうです♪


1. インフラストラクチャーの不足: 新興国の多くは、充電インフラストラクチャーが不十分です。充電ステーションの設置や改善には時間と費用がかかり、これらの国々では十分な充電施設が整備されるまでには相当な時間がかかるでしょう。先進国でもまだ足りないくらいだし、日本のチャデモも壊れまくっているわけですから、メンテも難しそうです。


2. 電力供給の制約: 新興国では電力供給が不安定であり、十分な電力が確保できない場合があります。大量のEVの導入により電力需要が増えると、電力供給の問題が浮き彫りになる可能性があります。火力発電使って電気つくってたら、ガソリン燃やして走るのと同じですよね。


3. 経済的な制約: 新興国の多くでは、低所得層が多く存在し、EVの購入や保有には高いコストがかかります。経済的な制約や高い購入価格が、完全なシフトの遅れにつながる可能性があります。電池価格が下がらないと、なかなか大衆化しないかもです。



4. 技術移転と研究開発の不足: 新興国では、EV関連の技術移転や研究開発の不足が課題となる場合があります。自動車産業の技術力や生産能力の向上が必要であり、これには時間と投資が必要です。売った後のアフターサービスもありますから。メンテのためのセンターや技術者が必要になりますね。充電設備も含めて。


5. 既存の内燃機関車への依存: 新興国では、既存の内燃機関車に対する需要がまだ高い場合があります。内燃機関車の利用が浸透している地域では、EVへのシフトが遅れる可能性があります。今でもガソリンスタンドのインフラ整っているわけですから、そこからインフラを変える経済的なインセンティブがなければなかなか動いてくれないでしょう



6. 道路インフラストラクチャーの課題: 新興国の一部では、道路の整備や交通インフラストラクチャーの課題があります。まぁEVの航続距離や悪路走破性がさらに改善されると、この問題は解消されるかもしれませんが。


7. 既存産業への影響: 新興国では、石油や自動車産業など、EVシフトと競合する産業が重要な雇用源となっている場合があります。完全なEVシフトが進むと、これらの産業に影響が出る可能性があり、雇用の喪失や社会的な不安定要因となる可能性があります。そのため、社会的な配慮や転換策が求められます。


これらの困難を克服するためには、新興国においても政府や自動車メーカー、国際的な支援機関が協力し、インフラストラクチャー整備や技術移転の促進、経済的な支援などが必要ですね。EVは構造が単純なので、ギガプレス工法などで、簡単に作って簡単にばら撒けそうにも思うのですが、電池の調達や廃棄、インフラや発電など、垂直統合で整備しないといけないので、大変そうです。先進国でもまだEVの販売シェアは1割以下。そう簡単な問題ではなさそうです。