人生の断捨離

 

R55 非常識な人生戦略

最近は、以前ほど責任のある大きな仕事を引き受けているわけでもないので、のんびり気ままに過ごしています。ちょっと前までは、真面目すぎて、なんでも抱え込んでいたので大変でしたが、今はストレスフリーな生活です。年をとって鬱になる人も多いようですが、真面目で責任感が強い人がそうなりがちだそうですね。私もそういうところがあったので、55才を機に以下の5つのことをやめました。おかげで今や完全にストレスフリーです。

 

【やめたことリスト】

 

1.  会いたくない人と会うこと

ちょっと前までは、いろいろな違った考え方を理解することは大切だと思って、誰とでも会って、考え方の違う人の話を聞いたり、その人の論文を読んだりしていました。でも、今はわざわざそんなことに時間を使う必要もないのでいっさいやめました。そういう人に捕まってしまっても、聞いているフリをして、首だけうなずいて、次の旅行先で何をやるかなど、楽しいことだけを考えるようにしています。SNSでも、その人と合わないと思ったら、遮断して関わらないようにしています。でも、自分の周りの友人や仲間には最大の敬意と愛情をもって接するようにしています。悩みも聞くし、仕事がうまくいくようにたくさんのアドバイスや協力もします。そうすると、自分に合う人たちだけが周りに集まってくるようになります。おかげで私の友人関係や仕事の人間関係は最高です。

 

2.  物を収集すること

高価なモノを集めるのは、自信のなさの裏返しだと気がつきました。いくら高級な物を持っても、人望が上がるわけでも、人生が楽しくなるわけでもありません。ただ、もっとよい物がたくさん欲しくなるだけで、欲求の泥沼にはまってしまします。かつては、いろいろと使いもしない高級品を持っていましたが、今は必要性と機能性だけで物を選ぶようにしています。もちろん機能が優れているものは高くても買います。家の中も片付けて、すっきりしたし、持っているものを大事に活用する習慣が身につきました。時計なんかは、Apple Watchとフォーマルなものひとつ、海外旅行用ひとつの3つにしてしまいました。ネクタイも礼服用を含めてたった12本だけ。スーツも2着。靴も6足。心もスッキリします。家が片付くと思考も捗り、仕事も楽しくなります。ハンガーの数を決め、それ以上洋服が増えないようにしています。いつもベストのモノだけに囲まれて生活する感じです。

 

3. 人と自分を比較すること

若いときには、自分がどの位置にいるかということが気になって仕方がありませんでした。競い合いながら向上するって、若いときは大切かもしれません。学歴にしても資格にしても。競争心によって、自分を向上させるって大切です。でも、それも際限がない欲のサイクルに入るとストレスのもととなります。だから、適当なところで、他者との相対的な向上心を捨てるのが大切です。向上心は昨日の自分との比較においてのみ持てばよいと考えるようになりました。ときに「もっとがんばってください」とか「もっと〇〇と主張してください」とか、過大な期待をかけてくる人がいるのですが、適当にうなずいて、聞き流して忘れてしまってます。とにかく他人の期待を背負わないようにしています。そのような人には、人に期待をかけるのではなく、本人にがんばってほしいですね。応援にはとても感謝していますが、それを背負うことは絶対にしないようにしています。

 

 

4.  さらによい生活をめざすこと

結局、ラットレースという泥沼に多くの人がハマってしまうのは、常に現在よりも良い生活を目指してしまうからだと思います。すごくお金持ちの人と話しても、生活に対する不満やお金儲けの話が多いのは、そのためだと思います。もちろん、それが仕事のモチベーションになっていてその人がそれで幸せならよいのですが。私の場合、今は、徐々に生活をダウングレードすることに努めています。客観的に見て、私はとても恵まれた快適な生活ができています。きれいな家も、最高の車もバイクもあるし、いつでも好きなところに行けるし、もうこれで十分です。日本という恵まれた環境にいることに、いつも感謝しています。

 

5.  やりたくない仕事を引き受けること

若いときに一生懸命勉強して、働いてきて、一番よかったことは、この年になって、一定の経済的余裕ができたことです。とはいっても、上を目指すとキリがないので、生活をダウングレードし、欲を持ちすぎないようにしています。過度な欲を持つと、やりたくない仕事でも、欲に目がくらんで引き受けてしまいます。以前はそういうことも多かったのですが、今は、自分の主義に合わない仕事は全て断るようにしています。その事で仕事がなくなっても、地位を失っても、人間関係が切れても、全くかまわないと思っています。講義でも、話したくない内容は,どんなに頼まれても話さないようにしているし、言いたいことをハッキリと言うようにしています。その方が、自分に合う講演先からいつも呼んでもらえるので、仕事の質が向上し、同じ考え方を共有する良い仕事関係ができます。嫌なことは一切やらない、嫌な要求には絶対に応じないというのも、一定の年齢を過ぎてからは、アリだと思います。私はそうするようになって、すごく心がスッキリして仕事が楽しくなりました。

 

この非常識で、偏った超ワガママな断捨離、かつての私みたいに真面目すぎてストレスがたまっている人は、参考にしてみてね!人生の目的は、人から求められる自分や、聖人になることじゃないんだからこの5つを実践することで仕事が楽しくなって、毎日のパワーが倍増しました爆笑

 

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