共通テストリスニング。
第4問Aまでと、第4問B以降の難易度の落差がすごい!
特に第5問は予想通り難しかったですね。
・語彙レベルがリーディングとあまり変わらない。
・内容がアカデミック。
・設問が複雑。
ということは、この問題を制する能力を身につければ、リーディングも概ね制圧できるということです。
三重苦です。ワークシートの穴埋めも、聞いた英語をそのまま埋めるのではなく、講義の内容をまとめて言い換えたものを使って埋めます。
例えば、講義では material things と言っているのを goods で埋め、live a life connected with loved ones というのを relationship と言い換えて埋めるわけです。
英単語を日本語の意味だけでおぼえていてもきついですね。
英英的な理解や文の中での活用を求めているわけですね。
このグラフの問題
講義とグラフと設問を組み合わせて考えさせる、共通テストお得意の複合的思考力を試す問題です。
講義では、People in Denmark value private life over work, but it doesn't mean they produce less. と言っており、「デンマークの生産性は低くない」と示唆していますね。
このことを前提にグラフを見て、デンマークの残業時間数が他国より少ないことを確認します。で、これらを組み合わせて考えると、正解は......
People in Denmark do less overtime work while maintaining their productivity.
となったわけです。
本物の大学の講義でもそうですが、more とか less とかを聞き漏らさないようにしましょうね。
リスニングだけれど、リーディングと英語のレベルがあまり変わりませんね。
これ、ガンガンやっておけば、リーディングも同時にできるようになるので一石二鳥です。