「子育て」と「足育」
私も含め、小さいお子様がいらっしゃるご家庭の方に
是非ともこの二つの大切さを実感していただきたい。
精神科医として従事されて50年・・・
数多くの著書もご出版されておられます。
大阪人間科学大学名誉教授
服部 祥子 氏 による
「子供のこころとからだの発達」 について
2時間弱に渡る講座を受講してまいりました。
もちろんここで
「足育」について語られることはないのですが
私は非常に共通する点が多いことを実感いたしました。
服部教授は
人間の発達過程を
「人生は三幕のドラマ」とおっしゃられます。
まず
第一幕:0歳~10歳頃 (子供の時間)
航海に例えると 「母港」
第二幕:10歳頃~20歳頃 (思春期・青年期)
航海に例えると 「船出」
第三幕:20歳頃~ (大人の時間)
航海に例えると 「本航海」
子供たちが成長し
「本航海」に出るというのは
その子の
「自立」(一人で生きる力・孤独に耐える力)
を意味しています。
そして「自立」(=「孤独」)
をモノにするからこそ出来る
人との「共存」(「人との関わり」)
でもそのために必要なのは
なんといっても
0~10歳頃にあたる
「母港」の時期・・・
すなわち
乳幼児期~小学校期中間
この時期の発達が「土台」となるのです。
この「土台」(または「芯」「根っこ」「コア」)
の部分がしっかりせずして
大人になった時の「本航海」は不可能だと
いうことです。
このような人間の「こころ」の発達と同様
人間の「からだ」の発達も同じことが言えると思います。
すなわち「土台」=「足」の部分
がしっかりしていないで
からだ全体が健康であることは
不可能に近いのです。
先天的な疾患などがない限り
是非とも心に留めておいていただきたいものです。
「こころ」と「からだ」・・・
様々な健康法や書籍がありますが
言っていることは全て同じです。
あとはどの方法を選択されるか・・・
そこにはその方自身の「見極める力」にかかっています。
「根本的改善」「土台」から見直す・・・
これをなくして
色んなことを試してみても結果はいまいち・・・
本当に効果を発揮したいなら
まず「土台」すなわち「足」から・・・・
乳幼児期はbasic class とも言われます。
このbasic = 基本
すなわち「土台」なのです。
この講座を受講して
非常に大切なことに改めて気づかされました。
本当にありがとうございます。
服部 祥子 教授 は
この春より学長にご就任されるそうです。
おめでとうございます。
また感謝の気持ちを込めて・・・・
ほんとうにありがとうございました。
話は変わりますが
雪が舞う武庫川河川敷
その片隅に咲く「菜の花畑」を見て
春が待ち遠しくなりました。
(花粉も気になるところですが・・・・)
まだまだ寒い日が続きますが
皆様、おからだの方どうぞご自愛くださいませ。。。
お読みいただきありがとうございます