「私には何もない」から「それだけですばらしい」へ。半分、青い の感想 | 【新潟】生き辛さを感じるママが、自分を愛し、軽やかに生きるためのメンタルコーチング

ヤスコです。

 

 

まだ続く、朝ドラ、「半分、青い」の感想おねがい

 

 

 

鈴愛の娘、カンちゃんはフィギュアスケーターになって金メダルをとりたい。

 

カンちゃん「金メダル、とれるかなぁ?」と鈴愛に聞く。

 

鈴愛は答える。

「金メダルをめざして頑張ることが、すごい。金メダルを目指して頑張ったら、それはもう、金メダルや。」

(細かい言い回しは違ってるけど)

 

 

その言葉を聞いたとき

私は

鈴愛がマンガを諦めて「私には何もない!」と言った時のことを思い出しました。

 

 

挫折したあのとき、

鈴愛は「私には何もない」といった。

でも、娘のカンちゃんには金メダルを目指して頑張ること自体が金メダルと言った。

 

 

 

鈴愛は育児を通じて、

結果をだせなくても

存在するだけで素晴らしい

ということを肌で感じたんじゃないかと思う。

 

 

マンガを諦めたあの時にはわからなかった、

存在するだけで素晴らしい、

ということを娘のカンちゃんを通じて

肌で感じていたんじゃないかと思う。

 

 

きっと、

「私には何もない」、と、

挫折したあの時の自分を肯定できたんじゃないかな。

 

 

長い年月を経て、

子育てを通じて、

過去の「何もない」と感じていた自分を

肯定できた。

 

 

もし、仮に

マンガを諦め「私には何もない」といったあの時の鈴愛に

誰かが

「そんなことない、マンガを描くのを頑張ってきた。それだけで素晴らしい!」

と言っても

 

 

決して鈴愛はその言葉を受け取らないだろう。

 

 

 

 

 

でも、

年月を経て、

鈴愛は「頑張ること自体がすばらしい」と娘に言う。

 

 

思うんです、私。

 

人との出会い、

つながり、

経験が、

 

いつのまにか自分を変えていく。

 

 

 

「私には何もない」を感じていても

人との出会い、

つながり、

経験が、

「存在するだけで素晴らしい」に変えていく。

 

 

そしてそれは

自分の人生に真摯に向き合うからこそ、

そんな風に変わっていくのだと思う。