私の世代は
ピンクレディーと
大竹しのぶなんかとともに
昭和、平成、令和と
3つの時代を
生きてきた………という
思いがものすごくある。
大竹しのぶは
小学校の頃から、
教科書の物語の[朗読]なんかを
国語の授業中に
教師から指名されると、
登場人物に
[感情移入]をものすごくして
朗読する生徒だったと、
自分でも言っている。
[憑依(ひょうい)]という言葉があるが、
大竹しのぶは
教室の中の生徒だった頃から
自然と
[憑依]して
朗読してしまう子どもだったという。
私が
はじめて
大竹しのぶを見たのは、
NHKの朝ドラ
「水色の時」だ。
その朝ドラで
ギターの弾き語りを
していたことを
思い出す。
私がまだ
高校生だった頃では
なかったか?
それから
私が
高校生だった時に
あの五木寛之原作の
「青春の門」に出て
いわゆる[濡れ場]を
体当たりで演じ、
彦根の映画館で見ていた
純情を絵に描いたような
高校生だった
制服姿の私は
腰を抜かしてしまったものだ。(笑)
その次に
大竹しのぶで
強く印象に残っているのは
大学時代、
「恋人たち」という夜のドラマで
根津甚八とか桑田正博とか
田中裕子といったくせ者たちと
共演した作品。
(あのドラマは素敵だった)
そして、
一人の男をめぐって
妻の浅丘ルリ子と
対峙した
愛人役を演じた
池端俊策脚本の
「かげろうの死」。
(フツー、
大竹しのぶが妻で
浅丘ルリ子が愛人だと
誰しもが思うところを
このドラマは
見事なまでに
逆転させた❗)
それからも
思わず
唸ってしまう
作品は
計り知れないくらいに
多い。





……………
大竹しのぶは
間違いなく
女優として
[天才]だと
私は思う。