大竹しのぶという女優[No.4199] | 近江の物語を君に捧ぐ

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近江を舞台に、近江に生きる人を主人公にした小説をひたすら書き続けている近江人、木村泰崇のブログ。

私の世代は

ピンクレディーと

大竹しのぶなんかとともに

昭和、平成、令和と

3つの時代を

生きてきた………という

思いがものすごくある。



大竹しのぶは

小学校の頃から、

教科書の物語の[朗読]なんかを

国語の授業中に

教師から指名されると、

登場人物に

[感情移入]をものすごくして

朗読する生徒だったと、

自分でも言っている。



[憑依(ひょうい)]という言葉があるが、

大竹しのぶは

教室の中の生徒だった頃から

自然と

[憑依]して

朗読してしまう子どもだったという。



私が

はじめて

大竹しのぶを見たのは、

NHKの朝ドラ

「水色の時」だ。


その朝ドラで

ギターの弾き語りを

していたことを

思い出す。

私がまだ

高校生だった頃では

なかったか?


それから

私が

高校生だった時に

あの五木寛之原作の

「青春の門」に出て

いわゆる[濡れ場]を

体当たりで演じ、

彦根の映画館で見ていた

純情を絵に描いたような

高校生だった

制服姿の私は

腰を抜かしてしまったものだ。(笑)



その次に

大竹しのぶで

強く印象に残っているのは

大学時代、 

「恋人たち」という夜のドラマで

根津甚八とか桑田正博とか

田中裕子といったくせ者たちと

共演した作品。

(あのドラマは素敵だった)



そして、

一人の男をめぐって

妻の浅丘ルリ子と

対峙した

愛人役を演じた

池端俊策脚本の

「かげろうの死」。

(フツー、

大竹しのぶが妻で

浅丘ルリ子が愛人だと

誰しもが思うところを

このドラマは

見事なまでに

逆転させた❗)



それからも

思わず

唸ってしまう

作品は

計り知れないくらいに

多い。

 













……………




大竹しのぶは

間違いなく

女優として

[天才]だと

私は思う。