キャバレー[No.3643] | 近江の物語を君に捧ぐ

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近江を舞台に、近江に生きる人を主人公にした小説をひたすら書き続けている近江人、木村泰崇のブログ。

少し前、

NHKの夕方の番組で、

大阪のキャバレーを

取り上げていた。











キャバレー。

ライザ・ミネリの映画「キャバレー」を
思い出す。
(あの映画は、10代か
20代の時に見ている)
ライザ・ミネリの去り行く後ろ姿の
グッドバイが泣かせた。

石原裕次郎や小林旭なんかの
昭和の映画全盛期の作品に
キャバレーは
実によく登場していた。

そして、
私が若き日に
住み暮らしていた
池袋、
その池袋駅北口の真ん前に
「杯一」という名前の
大きなキャバレーがあって、
私は通勤、通学の行き帰り、
毎日毎日
その大きなキャバレーを
横目に見ていた。


今、そのキャバレーが
日本には
もう
ほんの
ほんの
数軒しか
残っていないという。


九州は八代市の
「キャバレーニュー白馬」は
今も営業を続けているときく。
あの八代亜紀が
年齢を偽り
わずか15歳で
ステージに立ったという
伝説のキャバレーである。

八代亜紀、
キャバレーのステージが
ドンピシャに似合う歌手だと
ものすごく思う。


大阪はミナミでも
「ミス大阪」という
キャバレーが
今も元気に営業しているそうだ。


私は
まったく
情けないことに
キャバレーには
入ったことがない❗
[パリの「ムーラン・ルージュ」には
入ったが]
日本のキャバレーを
映画の中でしか
知らない。


昭和の時代に
行っておくべきだった。