田中小実昌[No.3369] | 近江の物語を君に捧ぐ

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近江を舞台に、近江に生きる人を主人公にした小説をひたすら書き続けている近江人、木村泰崇のブログ。

今日は6月9日、

[ロックの日]である。


ロック…………

私は

近頃の日本の若手のロックバンドは

わが息子からの情報などによって

けっこう知っているが、

洋楽、

外国の若手のロックバンドについては

まったく知らない。


これって、

ものすごく

不思議だと思う。


少なくとも、

私が

高校生、大学生、

20代だった頃は、

ロックといえば

もう絶対的に

外国のロックバンドだった‼️



……………………



さて、

ロックの日の6月9日から

ちょうど1ヶ月前、

朝日新聞、

鷲田清一の「折々のことば」は、

小説家の

田中小実昌の言葉が紹介されていた。





「言葉がりっぱになり、

 美しくなるのは、

 ぼくにはいやなことだ。」

(田中小実昌)



なるほど‼️


まったく

なるほどである。



田中小実昌という小説家から出た

言葉だと、

ホントに

ホントに

ものすごく

思う。



私は、

若き日、

田中小実昌の小説を

読んでいる。



そうか、

そうか、

こんなふうに、

肩の力を抜いて

ものを書き

生きている人も

いるんだ‼️…………って、

若い私は

思ったものである。


若き日の私は、

東京にいた頃の私は、

毎日

毎日

肩に力を入れまくって

生きていたものだ。


そんな

若き日の私に、

田中小実昌の小説との出会いは

ショックだった。



しかし、

田中小実昌の

経歴、

就いてきた職業、

生きざまは

ハンパじゃない‼️‼️