中野信子と三浦瑠璃の対談集
「不倫と正義」(新潮新書)を読み終えた。
この一冊を書店でレジに持っていく時、
何かしらこう
ちょっと
恥ずかしいものがあった。(笑)
まるでエッチな雑誌でも買うがごとく
他の本の間に入れ込んで
レジの前のテーブルに置いた。(アホやぁ)
対談集なので
読みやすい。
疲れることなく
読める。
それにしても、
中野信子と三浦瑠璃。
この2人の女性は、
今、とにかく
よくテレビに出てくる。
非常に
目立っている。
2人とも
東京大学を出ている。
中野信子は
脳科学者であり、
三浦瑠璃は
政治学者。
………………
この一冊の最初のほうで
三浦瑠璃が
2020年の[ジェクス]の
アンケート結果を出している。
それによると、
パートナー(恋人、結婚相手)以外の人と
最後の一線を越えた経験を持つ人の割合は
男性41、1パーセント、
女性31、4パーセント。
2人の対談は、
こうした数字を
スターティングブロックにして
くりひろげられていく。
………………
正直な私の感想としては、
読む前の期待感は
裏切られた。
面白いと
唸る箇所が
ほとんどなく
最後のページまで
いってしまった。
それは
何故だろう?
って、思った。
なんていうか、
2人とも結婚していて
2人ともパートナーを大切にしていて
そんな中で
[不倫]という
パートナーを裏切る行為の問題について
論じる。
何よりも
それゆえの
[歯切れの悪さ]が
あるように
思えてならないのだった。(笑)