中野信子と三浦瑠璃[No.3014] | 近江の物語を君に捧ぐ

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近江を舞台に、近江に生きる人を主人公にした小説をひたすら書き続けている近江人、木村泰崇のブログ。

中野信子と三浦瑠璃の対談集

「不倫と正義」(新潮新書)を読み終えた。


この一冊を書店でレジに持っていく時、

何かしらこう

ちょっと

恥ずかしいものがあった。(笑)

まるでエッチな雑誌でも買うがごとく

他の本の間に入れ込んで

レジの前のテーブルに置いた。(アホやぁ)






対談集なので

読みやすい。

疲れることなく

読める。



それにしても、

中野信子と三浦瑠璃。


この2人の女性は、

今、とにかく

よくテレビに出てくる。


非常に

目立っている。


2人とも

東京大学を出ている。


中野信子は

脳科学者であり、

三浦瑠璃は

政治学者。


………………


この一冊の最初のほうで

三浦瑠璃が

2020年の[ジェクス]の

アンケート結果を出している。


それによると、

パートナー(恋人、結婚相手)以外の人と

最後の一線を越えた経験を持つ人の割合は

男性41、1パーセント、

女性31、4パーセント。


2人の対談は、

こうした数字を

スターティングブロックにして

くりひろげられていく。


………………




正直な私の感想としては、

読む前の期待感は

裏切られた。


面白いと

唸る箇所が

ほとんどなく

最後のページまで

いってしまった。


それは

何故だろう?

って、思った。



なんていうか、

2人とも結婚していて

2人ともパートナーを大切にしていて

そんな中で

[不倫]という

パートナーを裏切る行為の問題について

論じる。

何よりも

それゆえの

[歯切れの悪さ]が

あるように

思えてならないのだった。(笑)