この前の[向田批判]への優れた意見が掲載された。 | 近江の物語を君に捧ぐ

近江の物語を君に捧ぐ

近江を舞台に、近江に生きる人を主人公にした小説をひたすら書き続けている近江人、木村泰崇のブログ。

少し前、朝日新聞の読者の欄に、

中学校の国語の教科書に載っている

向田邦子さんの随筆

「字のない葉書」を

批判するというか、

教科書に載っているのは

不適切だ…………という意見があって、

その意見文をこのブログで

取り上げた。


暴言、さらには[げんこつ]を

ふるう暴君の父親、

そのような男が登場する随筆を

中学生の教科書に

どうして載せる必要があるのか?

と、いう意見であった。



恥ずかしながら、

情けないことに、

私は

このご時世ということもあり(笑)、

いったい

どういうふうに

反論しようか?

と、とまどってしまっていた。(笑)



…………


すると、

昨日の朝日新聞に

その意見文への

反論というより

意見が

載っていて、

それは

それは

実に見事なものだった。(脱帽‼️)






なるほど、
なるほど、
前時代的な父親に違和感を感じたり
そのあり方をめぐり中学生たちの
議論のきっかけとなってもよい、
そして、
正しいもの、美しいものだけが
読むに値するのではなく
さまざまな価値観に触れることも
また中学生たちに
とっての学習である…………
なるほど、
なるほど、
おっしゃる通りだ。


なんか
この前の
自分のブログが
ホントに
恥ずかしい限りである。(笑)