お肉屋さんに入って驚き、緊張する。(笑) | 近江の物語を君に捧ぐ

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近江を舞台に、近江に生きる人を主人公にした小説をひたすら書き続けている近江人、木村泰崇のブログ。

昨夜、わが家は

夕食にすき焼きをした。


それで

昨日

私がその肉を買いに走った。



近江八幡から彦根に向かって 

国道8号線を走っていると、

左側に

ちょっとおしゃれなお店らしき

建物が

いつも

いつも

視界に入ってくる。


そのしゃれた建物、

どうも

お肉屋さんらしい。


そんなふうに

思いつつも

いつも必ず

スルーしてしまっていた

お肉屋さんに

昨日は

清水の舞台から飛び降りる感じで

入ってみた。↓





自動ドアを2つ
通り抜けると、
「すいませんが、体温を測ってもらって、
手の消毒をしていただいていいですか?」
の声。

えっ?
なんか近頃の病院みたいだ。(笑)


そして、
視界に飛び込んできた
ショーケースを見て
思わず身体が固まった。(緊張)

ショーケースの中の肉が
すべて
ブロックなのである‼️(ワオー)

肉の固まりが
並べられている‼️





えっ‼️

このお店って
レストランのオーナーなんかが
買いに来るお店なのか?
(私が利用しているお肉屋さんは
スライスされた肉しか
ショーケースには入っていない)

100グラム4000円とか
100グラム5000円とか
…………‼️‼️

(私は
スナックだと思って扉を開けたら
綺麗な女性がたくさんいるバーだった
…………という若き日の悪夢を
思い出していた)



「あのぅ、安い肉を
少ししか買わないんですけど、
いいんでしょうか?」
って尋ねると、
カウンターの中の
カッコいい大将は
「かまいません❗」
って笑顔で優しい声。


「このお店、肉は
ブロックなんですか?」
と尋ねると、
「お客様から注文をお聞きして
カットしています」
とのこと。


「あのぅ、私、
100グラム2000円以上の
肉ですき焼きなんてしたことないんですが、
このお店って、
4000円とか5000円とか
すごいですね」


「あのぅ、私は
拙きブログをやっている者ですが
お店のお写真、撮らせてもらって 
いいですか?」

「どうぞ、どうぞ」


「どちらから?」
と聞かれて、
私が住んでいる町の名を言うと、
「そうですか、……N投手も
来られますよ」
と大将はわが町のヒーローの名をあげた。
へぇ!~そうか、
あのN投手のご家族も
このお店のお肉で 
すき焼きしてるんだ‼️
…………
すると
さらに
大将は
東京なんかにも
送っていて、
あの「月旅行」で有名な
M氏なんかにも
このお店のお肉を
送っているとのこと。


…………
そのようなお店で
私は
勇気を出して
恥を忍んで
100グラム1080円の
このお店では超安い肉を
買った。(笑)