朝日新聞一面、
鷲田清一の「折々のことば」に
下記のような言葉が
紹介されていた。
「どれほどふかく悲しむか
ということだけが問題なのです」
(エーリッヒ・ケストナー)
泣けるくらい、
涙が溢れてくるくらい、
悲しんだこと、
悔しかったこと、
感動したこと、
……………そんなことが、
この5年、
この10年、
私の人生の中に
果たして
あっただろうか?
まったくもって
情けないことに
私のこの10年の中に
そのような出来事は
なかった…………
自己表現を
アーティスティックなことを
しよう
していこう
という者にとって
深い悲しみと対峙していない
のは
もう
致命的に
マイナスでしかない
……………と、
私は思う。