シェルブールの雨傘 | 近江の物語を君に捧ぐ

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近江を舞台に、近江に生きる人を主人公にした小説をひたすら書き続けている近江人、木村泰崇のブログ。

少し前、
NHKBS3で
映画「シェルブールの雨傘」が
放送された。

ジャック・ドミー監督、
若き日のカトリーヌ・ドヌーヴが
ヒロインを演じた
1964年の
ミュージカル映画である。

このカンヌ国際映画祭のグランプリを
受賞している作品は、
すべてのセリフが音楽に
なっている
パーフェクトな
ミュージカル映画だ。
(すべてのセリフ、
つまり、
人が家に入って来て
言う「こんにちは」にも
メロディがついている。笑)

私は
この「シェルブールの雨傘」の
テーマ曲が好きだ❗
(ミシェル・ルグランの曲である)

私は
映画音楽では
とびきり大好きななのは
「ニュー・シネマ・パラダイス」。
エンリオ・モリコーネの
このテーマ曲をほんの少しでも
耳にすると、
涙が出てきてしまう…………

このとびきり大好きな
「ニュー・シネマ・パラダイス」の
次に、
「ひまわり」
「いそしぎ」
「シェルブールの雨傘」
3つの映画のテーマ曲が
並ぶ🎵


「シェルブールの雨傘」は
なんといっても
テーマ曲🎵🎵🎵

私は
この「シェルブールの雨傘」を
20歳前後の頃に
はじめて見ている。

…………………

ヒロインは
10代後半。

恋をした男、
もう好きで好きでたまらない男は
2年間の兵役に
行かなくてはならなくなる。

若いヒロインにとって
2年という会えない時間が
別れを宣告されるくらいに
果てしなく長い時間に
思われる。

それで、
男が兵役に向かう直前、
ヒロインは
男に身を捧げる………












そして、
男は兵役に行き、
ヒロインは妊娠したことに
気づく。

ところが、
妊娠しても、
ヒロインにとって
男が兵役から戻るまでの時間は
やはり
果てしなく長いのだ。

待ちきれない………

そこに
すべてを包み込んでくれる
優しい別の男が
現れる。

…………………

若き日の
カトリーヌ・ドヌーヴは
もう
文句なしに
美しい❗❗❗





「シェルブールの雨傘」は
カトリーヌ・ドヌーヴのための映画
であると言っても
過言ではないくらいだ。