皆様、いつもお世話になっております。

 

週末の金曜日。次の日曜日20日で緊急事態宣言は解除になり、まん延防止に方向転換するそうです。オリンピックを開催するための政治的措置が働いているという批判もあります。オリンピックが開催されたとしてもここまで国民の反対が強ければ、選手たちは十分に活躍できないのではないかという心配が残りますね。

 

本日は昨日のブログに引き続き、HSP関連のネタになります。といっても、本日のブログはすべての人に大切になるのではないかと思います。

 

唐突ですが、「雪が降っている」という現象について何を感じますか。

童謡では、「犬は喜び庭駆け回り、猫はこたつで丸くなる」と歌われておりますが、動物によって感じ方が違うようです。また、犬の全ても喜んで庭を駆け回るわけではなく、私が飼っていた犬は雪は嫌いで、雪が積もっている日などとなるとこたつに籠って暖をとっておりました。

人間でも、感じることは違います。例えば、小さい子どもには雪合戦や雪だるまづくりなどの雪遊びができると喜ぶでしょうし(私自身そうでした)、大人は大雪の中での通勤をイメージして憂鬱になるでしょうし、雪国地方の人は家が崩れてしまわないか注意を払わなければならなくなるという負荷を抱えることになるのかもしれません。

その人が置かれている環境や大切にしているものによって感じ方が違ってくるのです。そして、私はその感じ方の違いを大切にするとよいと思います。世の中のこと全てに喜ぶ必要はないと思います(もちろん、雪が降って面白いと感じるのもアリです)。実際、大雪の中での通勤は大変ですし、家が崩れないようにするのは大切なことです。ネガティブな感情も生きていく上では重要なのです。そして、その感情の動きから自分が大切にしているものが明らかになっていきます。例えば、子どもは雪で遊ぶことを大切にしている、大人は仕事を大切にしている、雪国地方の人たちは家(ひいては家族)を大切にしていることがわかります。逆に感情が動かないことはあまりその人にとっては重要ではありません。例えば、雪が降っているという事象だけで終わるという人は、雪が降るという現象は重要ではないのです。

 

ある出来事を見て、自分がどのような感情を持つかを一度じっくり見つめてみる、コロナの不安定な時代、これは重要ではないかと感じます。